1969年

世界初の界磁チョッパ制御車、東京急行電鉄8000系デビュー。

界磁チョッパ制御を採用した東京急行電鉄8000系が営業運転を開始した。
1969年11月30日、東京急行電鉄は日本初の界磁チョッパ制御方式を採用した8000系電車の営業運転を開始した。この技術は半導体による精密な電流制御を可能にし、省電力化や滑らかな加減速を実現した。従来の抵抗制御方式より効率性が高く、以後の日本の通勤電車設計に大きな影響を与えた。8000系は東横線や田園都市線などで活躍し、乗り心地の向上にも貢献した。
1969年 界磁チョッパ制御車 東京急行電鉄8000系
1970年

北海道の国鉄根北線が最終営業。翌12月1日廃止。

北海道の根北線が最終営業日を迎え、翌日に廃止された。
1970年11月30日、北海道を走る国鉄根北線が最終営業日を迎え、翌12月1日に正式廃止された。根北線は1936年に開業し、沿線の農林業地域を結んできたが、利用者減少と維持費増大により運行継続が困難となった。廃線後は鉄道跡がバス路線やサイクリングロードに転用され、地域住民の交通手段は自動車やバスに移行した。北海道のローカル線廃止の先駆けとして、地方鉄道の存続問題を象徴する事例となった。
根北線 12月1日
1984年

国鉄高砂線・宮原線・妻線が最終営業。翌12月1日廃止。

国鉄高砂線・宮原線・妻線が最終営業を迎えた。
1984年11月30日、国鉄の高砂線・宮原線・妻線の3路線が最後の列車運行を終えました。 これらの路線は地方の過疎地を結び、地域住民の重要な交通手段として運行されてきました。 しかし利用客の減少や施設の老朽化により、翌12月1日に正式に廃止されることが決定しました。 ラストランでは地元住民や鉄道ファンが見送りに訪れ、多くの人々が別れを惜しみました。 廃止後の跡地は道路整備や歩道化などに転用され、地域の新たな利活用が進められました。
高砂線 宮原線 妻線
1992年

広島県呉市の豊島と大崎下島を繋ぐ豊浜大橋が開通。

広島県呉市の豊島と大崎下島を結ぶ豊浜大橋が開通した。
1992年11月30日、広島県呉市の豊島と大崎下島を結ぶ豊浜大橋が正式に開通しました。 この橋は瀬戸内海の島々を結ぶ生活路の一部として重要な役割を担っています。 橋の開通により自動車や歩行者の往来が容易になり、島民の生活利便性が大きく向上しました。 また観光面でも島間ルートが整備され、新たな観光資源として注目を集めました。 地域の経済活性化を支えるインフラとして期待されています。
1992年 広島県 呉市 豊浜大橋
2019年

相鉄・JR直通線が開通し、相模鉄道がJR線に乗り入れて都心直通開始。

相鉄・JR直通線が2019年11月30日に開通し、相模鉄道がJR線に乗り入れ、都心への直通運転を開始しました。
相鉄・JR直通線は相模鉄道の海老名駅から戸塚駅までを結ぶ新線で、JR東日本の線路に乗り入れる形で建設されました。 2019年11月30日の開業により、海老名や二俣川など沿線から新宿や東京方面への乗り換え不要の直通アクセスが実現しました。 所要時間が大幅に短縮され、通勤・通学の利便性が向上しました。 沿線では駅周辺の再開発が進み、商業施設や住宅地の活性化にも寄与しています。 今後はさらなる路線網の拡大や相互直通運転の強化が期待されています。
2019年 相鉄・JR直通線 相模鉄道 JR