1892年
福澤諭吉の後援で北里柴三郎が大日本私立衛生会伝染病研究所(現東京大学医科学研究所)を設立。
北里柴三郎が福澤諭吉の支援を受けて伝染病研究所を設立した日。
北里柴三郎は1892年11月30日に福澤諭吉の後援を得て大日本私立衛生会伝染病研究所を設立しました。これは現在の東京大学医科学研究所の前身であり、日本初の本格的な伝染病研究機関でした。北里は破傷風およびジフテリア血清療法で世界的に貢献し、本研究所でもワクチン開発や基礎免疫学の研究を推進しました。福澤諭吉の支援は近代日本の医学研究基盤の確立に大きく寄与しました。この施設は後に大学附属の研究所として発展し、医学界で重要な役割を果たしています。
福澤諭吉
北里柴三郎
東京大学医科学研究所
1969年
世界初の界磁チョッパ制御車、東京急行電鉄8000系デビュー。
界磁チョッパ制御を採用した東京急行電鉄8000系が営業運転を開始した。
1969年11月30日、東京急行電鉄は日本初の界磁チョッパ制御方式を採用した8000系電車の営業運転を開始した。この技術は半導体による精密な電流制御を可能にし、省電力化や滑らかな加減速を実現した。従来の抵抗制御方式より効率性が高く、以後の日本の通勤電車設計に大きな影響を与えた。8000系は東横線や田園都市線などで活躍し、乗り心地の向上にも貢献した。
1969年
界磁チョッパ制御車
東京急行電鉄8000系
1984年
電電公社がキャプテンシステムの実用サービスを開始。
電電公社がキャプテンシステムの実用サービスを開始した。
1984年11月30日、日本電信電話公社(電電公社)はキャプテンシステムの実用サービスを正式に開始しました。
キャプテンシステムはデジタル通信技術を活用し、音声通話とデータ通信を統合した先進的なネットワークサービスでした。
主に大企業向けに提供され、電子メールやファクシミリ機能など新しい通信機能が利用可能となりました。
このサービス開始は日本の通信インフラにおける一大転機であり、後のISDNサービスなどへと発展する基盤を築きました。
高度情報化社会の幕開けを告げる出来事として、通信技術の進歩に大きく寄与しました。
1984年
キャプテンシステム
2007年
衛星アナログハイビジョンテレビの放送が終了(停波)。
日本で長年提供されてきた衛星アナログハイビジョンテレビの放送が2007年11月30日に終了し、アナログ方式による高精細映像サービスが停波しました。
衛星アナログハイビジョンテレビ放送は1980年代から家庭向けに高精細映像を提供していたサービスです。
全国の視聴者は専用チューナーとアンテナを用いて鮮明な映像を楽しんでいました。
しかし、デジタル放送への転換が進み、放送効率や画質の向上が図られたことから、2007年11月30日をもってアナログ方式による送信が終了しました。
この停波により、視聴者は地上デジタル放送やBSデジタル、110度CSデジタル放送への移行を余儀なくされました。
アナログ機器をそのまま使用すると受信できなくなり、チューナーやテレビの買い替えが必要となりました。
2007年
ハイビジョン
2016年
新元素の名前について、113番元素がニホニウム、115番元素がモスコビウム、117番元素がテネシン、118番元素オガネソンに決定。113番元素のニホニウムは、理化学研究所で森田浩介九州大学教授のグループが合成し、日本の科学者が初めて命名した。
IUPACが新元素の名称を正式に決定し、113番元素をニホニウム、115番元素をモスコビウム、117番元素をテネシン、118番元素をオガネソンと命名しました。
国際純正・応用化学連合(IUPAC)は2016年11月30日、新しく発見された4つの超ウラン元素の公式名称を承認しました。
日本の理化学研究所と九州大学の森田浩介教授グループが合成した113番元素は、ニホニウムと命名されました。
115番元素はロシアのモスクワ地方にちなみモスコビウム、117番元素は米国テネシー州にちなみテネシン、118番元素はロシアの物理学者オガネシアン氏にちなみオガネソンとされました。
これにより新元素の命名権が確定し、元素周期表に正式に記載される運びとなりました。
各国の研究チームの長年にわたる競争と協力の成果が結実した歴史的な瞬間でした。
2016年
ニホニウム
モスコビウム
テネシン
オガネソン
森田浩介
九州大学
2023年
NHKの衛星放送BSプレミアム(BS Ch103)が放送終了。翌12月1日から「NHK BS」「NHK BS プレミアム4K」の2波体制に移行した。
NHKの衛星放送チャンネルBSプレミアムが2023年11月30日に放送終了し、翌日から2波体制に移行しました。
NHKはBSプレミアム(旧BS2)チャンネルの放送を2023年11月30日をもって終了しました。
これによりBSプレミアムは約20年間の歴史に一度のピリオドを迎えました。
12月1日からは「NHK BS」と「NHK BS プレミアム4K」の2波体制となり、4Kサービスの普及と高画質化を推進します。
視聴者には新しいチャンネル設定や受信機の対応が求められ、切り替えの案内が行われました。
NHKは今後もデジタル放送の多様化と高品質化に注力するとしています。
2023年
NHK
衛星放送
BSプレミアム
12月1日