11月30日

出来事 - 災害・事故

1892年

千島艦事件: 日本海軍の水雷砲艦千島がイギリス商船と衝突、千島は沈没し商船側も損傷を受けた。

日本海軍の水雷砲艦「千島」が英商船と衝突して沈没した事故。
千島艦事件は1892年11月30日に発生した海難事故で、日本海軍の水雷砲艦『千島』がイギリス商船と衝突しました。衝突により『千島』は短時間で沈没し、乗員に死傷者が出ました。商船側も損傷を受けたものの重大な被害は免れています。この事件は海上交通の安全問題と国際賠償問題を引き起こし、日英関係に一時的な緊張をもたらしました。以降、日本海軍では航行ルールの整備と訓練強化が進められました。
1892年 千島艦事件 日本海軍 千島
1936年

水晶宮が焼失。

1936年11月30日、ロンドンにあった歴史的建造物「水晶宮」が大火で焼失しました。
1851年の万国博覧会のために建設されたガラスと鉄骨の大規模建築「水晶宮」は、文明の象徴として人気を博していました。 しかし1936年11月30日の夜、原因不明の大規模火災により建物が瞬く間に炎上し、わずか数時間で崩壊。 火災原因は特定されず、放火説や電気系統のトラブル説などが後に議論されました。 焼失後の跡地は公園として整備され、記念碑が建てられることで当時の壮麗な姿をしのぶことができます。 文化遺産の消失は多くの人々に衝撃を与え、産業革命期の建築技術の一端が失われた瞬間として語り継がれます。 今日も歴史的建造物の保存の重要性を考える契機として引用される出来事です。
1936年 水晶宮
1942年

横浜港ドイツ軍艦爆発事件がおこる。

1942年11月30日、横浜港で係留中のドイツ軍艦が突如爆発し、大規模な被害が発生しました。
1942年11月30日、第二次世界大戦中の横浜港で係留中のドイツ軍艦が不明な原因で爆発。 強烈な爆風は周辺の埠頭や倉庫を破壊し、多数の死傷者と物的損壊を引き起こしました。 当時の公式発表では原因は明らかにされず、戦時下の諜報戦や事故説などがささやかれました。 事件後、港湾施設の再整備と安全対策の強化が急務とされ、軍需物資の輸送体制に影響が出ます。 この事故は戦時下日本の港湾物流の脆弱性を浮き彫りにし、研究対象として注目されるようになりました。 現在では横浜港の歴史における戦時事故の代表例として語り継がれています。
横浜港ドイツ軍艦爆発事件
1976年

新宿区歌舞伎町の雑居ビル内のディスコで爆発。客や店員、通行人など26人が重軽傷。

新宿歌舞伎町のディスコで爆発事故が発生し、26人が重軽傷を負った。
1976年11月30日、新宿区歌舞伎町の雑居ビル内にあったディスコで爆発が起きました。 爆発の原因は公表されていませんが、店内にいた客や店員、通行人など26人が重軽傷を負いました。 一時騒然となった現場では消防や警察が出動し、負傷者の救助と現場検証が行われました。 当時の報道は、繁華街の安全性に対する懸念を高め、多くの注目を集めました。 この事故は都市部の繁華街における防災対策の重要性を改めて浮き彫りにしました。
1976年 新宿区 歌舞伎町 雑居ビル ディスコ