11月29日の命日 - 俳優・パフォーマー

1776年

ザネッタ・ファルッシ

(1707 - 1776)

喜劇女優

イタリアの喜劇女優で、名門一座に所属し多くの舞台で活躍した。

1707年にヴェネツィアで生まれ、コメディア・デラルテの流れをくむ舞台で高い演技力を発揮。母親としてジャコモ・カサノヴァら俳優家一族を育て、後世に名を残す。生涯にわたりヨーロッパ各地の劇場で評判を呼び、軽妙な身ぶりと即興演技で観客を魅了した。 1776年にその生涯を閉じるまで、女性喜劇役者の地位向上にも寄与した。

1776年ザネッタ・ファルッシ英語版 1707年

1930年

柳家小さん (3代目)

(1855 - 1930)

落語家

明治から大正にかけて活躍した落語家で、古典落語の伝統を受け継いだ名人です。

1855年に生まれ、幼い頃から落語の修業を始めました。代表的な演目には『時そば』や『寿限無』などがあり、明治期の落語界を支えました。伝統芸能の保存と普及に尽力し、多くの門弟を育成しました。その巧みな話術と人情味あふれる演技は高く評価され、今日の落語文化の基礎を築きました。1930年11月29日に亡くなりました。

1930年柳家小さん (3代目) 落語家 1855年

1935年

松本長

(1877 - 1935)

能楽師

能楽師として活躍し、伝統芸能の普及に尽力した人物です。

1877年に生まれた松本長は、能楽の家系に育ち、若くして舞台に立ちました。京の能楽会で数多くの名演を披露し、古典演目の研究と復興に貢献しました。後進の育成にも熱心で、多くの門弟を導きました。その舞台表現は的確かつ優雅で、能の芸術性を現代に伝える橋渡し役を果たしました。1935年11月29日に亡くなりました。

1935年松本長能楽師 1877年

1981年

ナタリー・ウッド

(1938 - 1981)

女優

アメリカの女優、幼少期から名作に出演したハリウッドスター。

1938年にサンフランシスコで生まれ、幼い頃から映画出演を始める。 1955年の『理由なき反抗』で注目を集め、天才少女として脚光を浴びた。『ウエスト・サイド物語』や『みじかくも美しく燃え』など、多くの代表作で演技力を発揮。二度のアカデミー賞ノミネートを受け、ハリウッドを代表する女優となった。 1981年のボート事故で急逝し、その死は今なお謎に包まれている。

1981年ナタリー・ウッド女優 1938年

1986年

ケーリー・グラント

(1904 - 1986)

俳優

英国出身のハリウッド俳優。スマートな魅力とコメディ演技で人気を博した

ケーリー・グラントは1904年にイギリスで生まれ、本名アーサー・コーン氏として知られる。1920年代末に渡米し、ハリウッドでのキャリアをスタートさせた。『北北西に進路を取れ』や『めまい』などのヒッチコック監督作品で主演を務め、その洗練された演技とユーモアで世界中の観客を魅了した。生涯で70本以上の映画に出演し、数々の賞にノミネートされた。1986年11月29日に逝去し、今も映画史に残るレジェンドとされる。

1986年ケーリー・グラント 1904年

1991年

ラルフ・ベラミー

(1904 - 1991)

俳優

アメリカの俳優。数多くの映画で名脇役を務めた

ラルフ・ベラミーは1904年にアメリカで生まれ、舞台俳優としてキャリアをスタートした。映画やテレビで数多くの作品に出演し、その巧みな演技力で名脇役として高く評価された。演技が斬新でありながら温かみのある存在感を放ち、同時代の映画スターとも肩を並べた。晩年には後進の指導やチャリティ活動にも熱心に取り組んだ。1991年11月29日に逝去し、俳優としての功績は今も多くの作品で語り継がれている。

1991年ラルフ・ベラミー 1904年

2000年

下元勉

(1917 - 2000)

俳優

2000年下元勉 1917年

2002年

ダニエル・ジェラン

(1921 - 2002)

俳優

フランス出身の俳優で、戦後のフランス映画を代表する一人。

1921年にフランスで生まれ、舞台俳優として活動を開始。第二次世界大戦後に映画に進出し、主要な役を多数演じた。フランス映画界の黄金期を支え、その確かな演技力で多くの監督や観客に評価。テレビや舞台でも活躍範囲を広げ、生涯にわたり演技の幅を追求。 2002年11月29日に逝去。

ダニエル・ジェラン 1921年

2004年

ジョン・ドリュー・バリモア

(1932 - 2004)

俳優

アメリカの俳優で、名優ジョン・バリモアの息子、女優ドリュー・バリモアの父にあたる人物。

1932年にアメリカで生まれ、俳優ジョン・バリモアの家系に育つ。 1950年代から映画とテレビで活動し、幅広い役柄を演じた。バリモア一族の一員として演劇界に深い縁を持つ。私生活では波乱も多く、その生き様はメディアの注目を集めた。娘ドリュー・バリモアに俳優の道を示した影響力ある父親でもあった。 2004年11月29日に逝去。

2004年ジョン・ドリュー・バリモア 1932年

2005年

ウェンディ・ジョー・スパーバー

(1958 - 2005)

女優

アメリカの女優で、テレビドラマ『Bosom Buddies』などで活躍した。

1958年にアメリカで生まれ、1980年代に放送されたテレビコメディドラマ『Bosom Buddies』で脚光を浴びる。映画や舞台でも活躍し、幅広いジャンルで演技を披露。ユーモアあふれる演技と親しみやすいキャラクターで人気を集め。後年はワークショップ講師として若手育成にも貢献。 2005年11月29日に逝去。

ウェンディ・ジョー・スパーバー 1958年

2006年

レオン・ニェムチック

(1923 - 2006)

俳優

ポーランド出身の俳優。1950年代から映画やテレビドラマで活躍した名優。

1923年にポーランドで生まれ、戦後のポーランド映画界を代表する俳優としてキャリアをスタートさせました。『夜行列車』『失われた魂』などの作品で主演を務め、その多彩な演技力で国内外の映画祭からも高い評価を受けました。 1960年代以降はテレビドラマや舞台にも出演し、幅広い表現力を発揮しました。晩年まで精力的に活動を続け、2006年11月29日に83歳で亡くなりました。長いキャリアを通じてポーランド演劇界に多大な影響を残しました。

2006年レオン・ニェムチック 1923年

2016年

小川宏

(1926 - 2016)

アナウンサー、司会者

アナウンサー司会者

日本のアナウンサー・司会者。テレビ番組のパイオニア。

1926年に長野県で生まれ、NHKに入局して報道やバラエティ番組の司会を担当。1960年代から独自の軽妙なトークで人気を博し、『11PM』などの深夜番組で新たな視聴スタイルを確立。フリー転身後も多くのワイドショーやトーク番組で活躍し、視聴者との親しみやすい交流を重視した司会術を展開した。長年にわたり日本のテレビ文化を支え、2016年に逝去。

2016年小川宏 1926年