グラジオラス (唐菖蒲)

学名: Gladiolus × hybridus
科名: アヤメ科

花言葉

  • 密会
  • 用心
  • 思い出
  • 勝利
  • 堅固
  • たゆまぬ努力
  • 情熱的な恋

特徴

花色:

説明

グラジオラスは南アフリカ原産のアヤメ科グラジオラス属の多年草です。ラテン語の「gladius(剣)」が語源で、剣のような硬い葉が名前の由来となっています。すらりと伸びた花茎に大輪の花を縦に連ねるように咲かせ、花色は白、ピンク、赤、オレンジ、黄、緑、紫など非常に豊富です。現在は5000以上の品種があり、夏花壇の代表的な花として親しまれています。球根植物ですが、正確には球茎と呼ばれる肥大した茎から成長します。古代ローマ時代にはグラディエーターの闘技場でも使われた歴史があり、「勝利」の花言葉の由来ともなっています。

豆知識

  • 現在5000以上の品種が存在する
  • 古代ローマの剣闘士の花として使われた
  • 球根ではなく球茎から成長する
  • 花は下から上に順番に咲く

利用方法

観賞用
  • 切り花
  • 花壇植え
  • 鉢植え
  • 花束
  • フラワーアレンジメント
薬用
  • 薬用効果は特にない

注意: 観賞専用で薬用には適さない

食用

食用には適さない

その他
  • 園芸教育の教材
  • 品種改良の研究対象
  • 花卉産業の重要作物

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位: 球茎

症状: 大量摂取により胃腸不良を起こす可能性

ホタルブクロ (蛍袋)

学名: Campanula punctata var. punctata
科名: キキョウ科

花言葉

  • 忠実
  • 誠実
  • 正義
  • 貞節

特徴

花色:

説明

ホタルブクロは東北アジア、朝鮮半島、日本原産のキキョウ科ホタルブクロ属の多年草です。草丈30-80cmに成長し、6-7月のちょうど蛍が飛ぶ頃に釣鐘型の美しい花を下向きに咲かせます。花色は白の他に、ピンクや淡い紫などがあります。昔の子どもたちは花の中に蛍を入れて遊んでいたことから「蛍袋」の名が付いたとされています。別名をトウロウバナ、チョウチンバナ、フクロバナなどとも呼ばれます。古くから日本の野山に自生してきた山野草で、環境に馴染みやすく非常に強健で育てやすい植物です。冬の間は地上部が枯れますが、春になると新芽を出し初夏に美しい花を咲かせます。

豆知識

  • 子どもが花の中に蛍を入れて遊んだことが名前の由来
  • 別名が多く地域により呼び方が異なる
  • 半日陰でも美しく花を咲かせる
  • 茶花として古くから利用される

利用方法

観賞用
  • 山野草ガーデン
  • 茶花
  • 鉢植え
  • 自然風庭園
  • シェードガーデン
薬用
  • 民間薬として咳止めに使用される
  • 解熱作用があるとされる

注意: 薬用使用は専門知識が必要

食用
  • 若葉
その他
  • 生態系保全に貢献
  • 在来種保護の象徴
  • 自然教育の教材

毒性

症状:

カラー (阿蘭陀海芋)

学名: Zantedeschia aethiopica
科名: サトイモ科

花言葉

  • 乙女のしとやかさ
  • 清浄
  • 素晴らしい美
  • 壮大な美
  • 情熱
  • 夢見る美しさ

特徴

花色:

説明

カラーは南アフリカ原産のサトイモ科オランダカイウ属の多年草です。一般に花びらと思われている白い部分は仏炎苞(ぶつえんほう)という葉が変化したもので、実際の花は中央の黄色い棒状の部分です。メガホン状にくるりと巻いたシンプルで洗練された花形が特徴的で、しなやかで美しい茎とともに高い観賞価値を持ちます。花色は赤、ピンク、オレンジ、黄、白、紫、緑、茶、黒、複色など非常に豊富で、切り花として世界中で愛用されています。湿地性のエチオピカと畑地性カラーの2つのタイプがあり、栽培環境が異なります。名前の由来はワイシャツの襟(Collar)に似ているからとする説や、ギリシア語の「カロス(美しい)」からとする説があります。

豆知識

  • 花びらに見える部分は実際は葉が変化した仏炎苞
  • 湿地性と畑地性の2つのタイプがある
  • 切り花の持ちが良く7-20日間楽しめる
  • 名前の由来には複数の説がある

利用方法

観賞用
  • 切り花
  • ブーケ
  • フラワーアレンジメント
  • 鉢植え
  • ウェディングフラワー
薬用
  • 薬用効果は特にない

注意: 観賞専用で薬用には適さない、有毒成分を含む

食用

食用には適さない、有毒

その他
  • 花卉産業の重要作物
  • 品種改良の研究対象
  • 園芸教育の教材

毒性

毒性レベル: 中程度

有毒部位: 全草, 球根, 葉, 茎

症状: 摂取により口腔内の炎症、嚥下困難、胃腸障害を起こす

マネッチア (粗毛火焔草)

学名: Manettia luteorubra
科名: アカネ科

花言葉

  • たくさん話しましょう
  • 楽しい語らい
  • 親交

特徴

花色: オレンジと黄

説明

マネッチアは南アメリカのパラグアイ、ウルグアイ原産のアカネ科カエンソウ属の常緑半つる性植物です。18世紀のイタリアの植物学者マネッティ氏の名前に由来して命名されました。長卵状漏斗形の赤い花で先端は浅く4裂し、美しいオレンジと黄色の2色の筒状花を咲かせます。花の形が爆竹や花火に見えることから英名でFirecracker vine(ファイアークラッカーバイン)と呼ばれます。つるは1年で2mほど伸びることもあり、6-11月の長期間にわたって花を楽しむことができます。日本には江戸時代頃に渡来し、花の形をロウソクの炎に見立てて「火焔草」と名付けられました。温室栽培により周年出回り、クリスマス需要が特に多い特徴的な観賞植物です。

豆知識

  • 18世紀の植物学者マネッティ氏の名前が由来
  • つるが1年で2mほど成長する
  • クリスマス需要が特に多い
  • 江戸時代に日本に渡来した

利用方法

観賞用
  • 鉢植え
  • 温室栽培
  • ハンギングバスケット
  • つる仕立て
  • クリスマス装飾
薬用
  • 薬用効果は特にない

注意: 観賞専用で薬用には適さない

食用

食用には適さない

その他
  • 温室園芸の教材
  • つる性植物の研究対象
  • 装飾産業での利用

毒性

症状:

ラケナリア (阿弗利加風信子)

学名: Lachenalia aloides var. aurea
科名: キジカクシ科

花言葉

  • 持続する愛
  • 変わらぬ心
  • 好奇心

特徴

花色:

説明

ラケナリアは南アフリカのケープ地方原産のキジカクシ科ラケナリア属の球根植物です。スイスの植物学者ワーナー・ド・ラ・ケナル氏に因んで命名されました。ムスカリの花を少し大きくしたような筒状または壺状の花を穂状または総状に咲かせます。最大の特徴は花色の豊富さで、白、赤、黄、オレンジ、青、緑、紫、ピンク、複色など「無い色が無い」と言われるほど多彩です。草丈15-30cmと小柄で育てやすく、晩秋から春にかけて開花期が品種により異なります。耐寒性は弱いため鉢植えにして冬は霜の降りない場所で管理します。代表品種には黄色い花の「オーレア」や神秘的な翠色の「ビリディフローラ」などがあり、約100種ほどが南アフリカに分布しています。

豆知識

  • 約100種が南アフリカに分布する
  • 花色の種類が非常に豊富
  • スイスの植物学者の名前が由来
  • 球根愛好家の間で人気が高い

利用方法

観賞用
  • 鉢植え
  • 球根コレクション
  • 温室栽培
  • 切り花
  • ロックガーデン
薬用
  • 薬用効果は特にない

注意: 観賞専用で薬用には適さない

食用

食用には適さない

その他
  • 球根園芸の教材
  • 植物分類学の研究対象
  • 品種保存活動の対象

毒性

症状: