1120年
ホワイトシップの遭難。イングランド王子ウィリアム・アデリンほか、多数の王族・貴族が死亡。
1120年、イングランド王子ウィリアム・アデリンらを乗せたホワイトシップが遭難し、多くの王族・貴族が命を落とした。
1120年11月25日、イングランド王ヘンリー1世の後継者である王子ウィリアム・アデリンを含む乗客を乗せたホワイトシップがノルマンディー沖で座礁・沈没した。
嵐の夜に船体が岩礁に衝突し、多くが溺死、わずかな生存者のみが救助された。
王子の死去はヘンリー1世の後継者問題を深刻化させ、翌年から「無政府状態」が累えた内乱(無政府時代)を招いた。
政治的混乱はイングランド王位を巡る争いを激化させ、後の統治体制にも大きな影響を及ぼした。
海難事故としての面だけでなく、イギリス王室史における転換点として知られる。
1120年
ホワイトシップの遭難
イングランド
ウィリアム・アデリン