ネリネ

学名: Nerine sarniensis
科名: ヒガンバナ科

花言葉

  • また会う日を楽しみに
  • 忍耐
  • 箱入り娘
  • 華やかさ

特徴

花色:

説明

ネリネは南アフリカ原産のヒガンバナ科ネリネ属の球根植物です。11-12月頃に彼岸花に似たピンク色の花を咲かせ、花びらに光沢があり光が当たると宝石のようにキラキラと輝くため「ダイヤモンドリリー」とも呼ばれます。ギリシャ神話の水の神ネリネ(ネーレーイス)から名前が付けられました。夏植えの球根草で、切り花にすると大変花持ちが良く2週間ほど楽しめます。花色は赤、ピンク、紫、白などがあり、筋が入るものもあります。夏の休眠期の過湿に弱いため水やりに注意が必要です。日本には大正時代に渡来し、現在では秋の代表的な切り花として人気があります。

豆知識

  • ダイヤモンドリリーの別名で親しまれる
  • 切り花として2週間も持つ優秀な花持ち
  • 大正時代に日本に渡来した比較的新しい花
  • 南アフリカの野生種は約30種が知られている

利用方法

観賞用
  • 切り花
  • 鉢植え
  • 花壇
  • ブーケ
薬用
  • 薬用効果は特にない

注意: 観賞専用で薬用には適さない

食用

食用には適さない

その他
  • 園芸教育の教材
  • 球根栽培の研究対象
  • 切り花業界で重要

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位: 球根

症状: 球根にアルカロイドを含み誤食すると胃腸障害を起こす可能性がある

パンパスグラス (白銀葭)

学名: Cortaderia selloana
科名: イネ科

花言葉

  • 光輝
  • 雄大な愛
  • 強気な心
  • 人気

特徴

花色:

説明

パンパスグラスは南米のパンパス(草原)原産のイネ科シロガネヨシ属の大型多年草です。和名はシロガネヨシ(白銀葭)またはお化けススキ、西洋ススキとも呼ばれます。草丈1-3mに成長し、8-10月にかけて垂直に立ち上がった茎に長さ50-70cmの羽毛のような花穂を付けます。雌雄異株で雄株の花穂は細長く、雌株は幅広く綿毛を持ちます。花穂は銀白色でややピンクがかった色をしており、秋の優しい光に当たってキラキラと美しく輝きます。寒さにはやや弱いですが暑さには強く、日本では明治時代に渡来して以来、公園や道路分離帯の緑化、ドライフラワーとして広く利用されています。

豆知識

  • 雄株と雌株があり雌株の方が美しい花穂を付ける
  • 風速25m/sの強風にも耐える頑丈さ
  • ドライフラワーとして数年間保存可能
  • 一部地域では侵略的外来種として規制されている

利用方法

観賞用
  • 庭園植栽
  • 公園緑化
  • 道路分離帯
  • ドライフラワー
  • フラワーアレンジメント
薬用
  • 薬用効果は特にない

注意: 観賞専用で薬用には適さない

食用

食用には適さない

その他
  • 土壌保全
  • 防風効果
  • エロージョンコントロール
  • バイオマス燃料の研究対象

毒性

症状:

セントポーリア

学名: Streptocarpus ionanthus
科名: イワタバコ科

花言葉

  • 小さな愛
  • 細やかな愛
  • 親しみ深い
  • 深窓の美女

特徴

花色:

説明

セントポーリアは1892年にタンザニアのウサンバラ山地で発見されたイワタバコ科の多年草です。発見者のドイツ人ヴァルター・フォン・セントポール卿にちなんで命名されました。ビロードのような肉厚な葉と短い茎が特徴で、スミレに似た上品な花を年間を通して咲かせます。品種改良が進み、現在では15,000種以上の品種があり、花色は紫、ピンク、白、青など多彩で、一重咲き、八重咲き、フリル咲きなど花形も豊富です。18-25℃の適温を保てば室内で容易に栽培でき、コンパクトなサイズで場所を取らない人気の観葉植物です。室内花の女王と呼ばれ、蛍光灯の光だけでも育つという特性があります。

豆知識

  • 15,000種以上の品種が存在する
  • 植物育成用LEDライトだけでも栽培可能
  • 葉挿しで簡単に増やすことができる
  • アメリカでは最も人気の室内植物の一つ

利用方法

観賞用
  • 鉢植え
  • 室内観葉植物
  • ミニチュアガーデン
  • テラリウム
薬用
  • 薬用効果は特にない

注意: 観賞専用で薬用には適さない

食用

食用には適さない

その他
  • 園芸教育の教材
  • 植物育成用LED照明のテスト対象
  • 品種改良の研究材料

毒性

症状:

スモークツリー (煙の木)

学名: Cotinus coggygria
科名: ウルシ科

花言葉

  • 煙に巻く
  • 賢明
  • 賑やかな家庭
  • 儚い青春

特徴

花色:

説明

スモークツリーは中国、ヒマラヤ一帯、ヨーロッパ原産のウルシ科ハグマノキ属の落葉樹です。和名はケムリノキ(煙の木)またはハグマノキ(白熊の木)と呼ばれます。雌雄異株で、初夏に穂状の花序に小さな黄色の花が無数に開花し、雌木の花後に花柄が長く伸びて綿毛のような見た目になります。この花穂が遠くから見ると煙がくすぶっているように見えることから名前が付きました。葉も美しく紅葉し、花柄だけでなく葉も魅力的な樹木です。ウルシ科のため、剪定した際の切り口に素手で触れるとかぶれることがあります。庭木として人気が高く、ドライフラワーとしても利用されます。

豆知識

  • 雌木だけが美しい煙のような花穂を付ける
  • ドライフラワーとして数年間保存可能
  • 紅葉の美しさでも知られる二季咲きの魅力
  • 古代から染料として利用されてきた歴史がある

利用方法

観賞用
  • 庭木
  • 公園樹
  • ドライフラワー
  • 切り花
薬用
  • 葉や樹皮は民間薬として使用される地域がある

注意: ウルシ科のためかぶれの可能性があり薬用使用は専門知識が必要

食用

食用には適さない

その他
  • 木材は小物細工に利用
  • 染料として利用される地域がある
  • 造園業界で重要な樹種

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位: 樹液, 葉, 茎

症状: ウルシ科のため樹液に触れると皮膚炎を起こす可能性がある

ジャノメエリカ (蛇の目エリカ)

学名: Erica canaliculata
科名: ツツジ科

花言葉

  • 愛らしい姫
  • 幸運
  • 博愛
  • 寂しさ

特徴

花色: ピンク

説明

ジャノメエリカは南アフリカのケープ地方原産のツツジ科エリカ属の常緑低木です。和名は蛇の目エリカで、花の中心から濃い紫色の雄しべの葯が飛び出している様子を蛇の目になぞらえて名付けられました。鉢植えでは高さ20-50cm、地植えでは1-4mに達します。11-4月の長期間にわたって、細かく分かれた枝の先端に3個ずつ長さ3-4mmの釣鐘型のピンク色の花を集めて咲かせます。葉は長さ2-6mmの針型で3枚ずつ輪生します。1802年にヨーロッパに紹介され、日本には大正末年に持ち込まれました。耐寒性があり育てやすく、鉢植えや庭植えで広く栽培されています。

豆知識

  • 蛇の目の名前は黒い葯から付けられた
  • 11月から4月まで約5ヶ月間咲き続ける
  • 南アフリカには約800種のエリカが自生
  • 寒さに強く関東以南では屋外越冬可能

利用方法

観賞用
  • 鉢植え
  • 庭植え
  • 寄せ植え
  • 切り花
薬用
  • 薬用効果は特にない

注意: 観賞専用で薬用には適さない

食用

食用には適さない

その他
  • 園芸教育の教材
  • 蜜源植物として利用
  • 寄せ植えのアクセント植物

毒性

症状: