11月23日の出来事 - スポーツ | calendar.web-standard.org

1904年

7月1日から開催されていた第3回夏季オリンピック・セントルイス大会が閉幕。

第3回夏季オリンピック・セントルイス大会が11月23日に閉幕しました。

1904年の第3回夏季オリンピックはセントルイスで開催され、7月1日に開幕しました。ルイジアナ購入博覧会との併催として行われ、約12週間にわたり史上最長の競技日程となりました。参加国は12か国にとどまり、米国選手が多数の金メダルを獲得して圧倒的優位を示しました。また、近代オリンピック初期の特色として、多くの郊外競技会場でアマチュア精神が試されました。11月23日に閉幕し、米国のスポーツ界に大きな影響を与えました。

1904年 7月1日第3回夏季オリンピック・セントルイス大会

1922年

三田グラウンドにて、大学ラグビー対抗戦早稲田大学対慶應義塾大学、早慶戦が初開催される。

1922年11月23日に三田グラウンドで大学ラグビー定期戦「早慶戦」が初開催されました。

大学ラグビー発祥の伝統校対抗戦として知られる「早慶戦」は1922年11月23日、三田グラウンドで初めて開催されました。早稲田大学と慶應義塾大学の定期戦として、多くの観客が集い熱戦が繰り広げられました。この試合は日本の学生スポーツの象徴的イベントとなり、その後も秋の風物詩として定着しました。学生主体のラグビー文化を広める契機となり、地域社会にも大きな影響を与えました。現在まで100年以上続く伝統行事の始まりです。

1922年大学ラグビー対抗戦早稲田大学慶應義塾大学早慶戦

1973年

静岡県の富士スピードウェイでの富士GC最終戦で衝突事故。4台が炎上し、レーサー中野雅晴が死亡。

1973年11月23日、富士スピードウェイでのレース中に衝突事故が発生し、中野雅晴選手が死亡。

1973年11月23日、静岡県の富士スピードウェイで開催された富士GC最終戦で、大規模な衝突事故が発生しました。4台が炎上し、レース場は一時騒然となりました。最も深刻な被害を受けたのはレーサーの中野雅晴で、命を落とす結果となりました。この事故は日本のモータースポーツ界に大きな衝撃を与え、安全対策の見直しを促す契機となりました。その後、コース設計や車両安全基準の改訂が進められ、ドライバー保護の強化が図られました。

1973年富士スピードウェイ富士GC 中野雅晴

1976年

ダイバーのジャック・マイヨールが人類史上初めて素潜りで100メートルを超える記録を達成。

1976年11月23日、ジャック・マイヨールが素潜りで世界初の100メートル超えを達成。

1976年11月23日、フランス人ダイバーのジャック・マイヨールが素潜り（フリーダイビング）で100メートルの深度を超える記録を打ち立てました。これまでタンクを用いない息継ぎだけの潜水でここまでの記録は達成されておらず、人類の肉体限界への挑戦として注目されました。マイヨールはこの快挙により“海人”として世界的に知られる存在となり、後のフリーダイビング競技の発展に大きな影響を与えました。彼の業績は自らの呼吸法や精神集中法に基づいたトレーニング手法を確立し、多くのダイバーがこれを学びました。この記録はスポーツ史における重要なマイルストーンと評価されています。

1976年ジャック・マイヨール

1994年

貴乃花が第65代横綱に昇進。

1994年11月23日、貴乃花が第65代横綱に昇進しました。

当時22歳の貴乃花は、前頭からの抜群の成績で昇進を果たし、歴代最年少記録を更新しました。新横綱として迎えた初場所では、その期待に応える強さと豪快な相撲ぶりで注目を浴びました。角界の伝統と若手の勢いを象徴する存在となり、多くのファンを魅了しました。その清廉な人柄と厳しい稽古姿勢は後進への良き手本となりました。引退後も相撲界で指導的立場を務めるなど、日本相撲の発展に貢献し続けています。

1994年貴乃花

2002年

ジュビロ磐田がJリーグ初の両ステージ完全制覇。

2002年11月23日、ジュビロ磐田がJリーグで両ステージ完全制覇を果たしました。

ジュビロ磐田は2002年度のJリーグにおいて、前期・後期の両ステージで優勝を収めるという前例のない快挙を成し遂げました。戦術的な堅守速攻を武器に安定した強さを発揮し、得失点差でも他を大きく引き離しました。監督の的確な采配と選手層の厚さが高い評価を受け、サポーターからも熱い支持を集めました。この年の躍進はJリーグ全体のレベルアップにつながり、国内サッカーの人気向上に寄与しました。現在もジュビロ磐田の黄金期として語り継がれています。

2002年ジュビロ磐田

2008年

第16期倉敷藤花戦で里見香奈女流二段が清水市代倉敷藤花を下し、16歳8カ月の史上3番目の年少記録で初タイトルを奪取。

16歳8カ月の里見香奈が史上3番目の年少記録で初の倉敷藤花タイトルを獲得。清水市代を破り、女性将棋界に新星の名を刻む。

第16期倉敷藤花戦の決勝で里見香奈女流二段が清水市代倉敷藤花を破り、初タイトルを獲得した。当時16歳8カ月で女性棋士のタイトル獲得年齢として史上3番目の若さを記録。対局は鋭い攻めと冷静な受けで進められ、終盤で勝機をつかんだ。若手棋士の活躍が注目される中、里見の快挙は将棋界に大きな話題を呼んだ。この勝利をきっかけに里見はさらに成長し、後の数々のタイトル獲得につながった。

2008年倉敷藤花戦里見香奈清水市代倉敷藤花

2020年

中日ドラゴンズ大野雄大選手が令和初の沢村栄治賞を受賞。

2020年11月23日、大野雄大が令和最初の沢村栄治賞を受賞。中日ドラゴンズのエース投手として高い評価を得た。

大野雄大投手は2020年シーズンに高い勝率と安定した防御率を記録し、選考委員会から高く評価された。沢村栄治賞はセ・リーグで最優秀投手に贈られる国内最高峰の賞であり、令和時代の第1号受賞者となった。大野はチームの柱として活躍し、連続試合先発登板や完封勝利などでファンを魅了した。受賞にあたり、大野は謙虚にチームメイトや指導者への感謝の言葉を述べた。今後もさらなる飛躍が期待される若手左腕の一人として注目を集めている。

2020年中日ドラゴンズ大野雄大沢村栄治賞

2022年

2022 FIFAワールドカップにおいて、初戦となるドイツ対日本戦で、森保一監督率いる森保ジャパンが2 1の逆転勝利を果たす。

2022年11月23日、ワールドカップ初戦で日本がドイツを2-1で破る。森保一監督率いるチームが歴史的な大番狂わせを演じた。

2022 FIFAワールドカップのグループステージ初戦で、日本代表が前回優勝国のドイツに対し2-1で逆転勝利を収めた。前半に失点を許したものの、後半に堂安律と田中碧のゴールで試合をひっくり返した。この勝利はワールドカップ初戦でのドイツ撃破として日本サッカー史に刻まれる大金星となった。森保ジャパンはチーム全体で戦う姿勢を示し、国内外で称賛を浴びた。今後のステージ突破へ向け、日本代表の勢いが高まる結果となった。

2022年 2022 FIFAワールドカップドイツ対日本戦森保一森保ジャパン