1992年

鈴木嘉和が、滋賀県の琵琶湖畔から、風船を26個をつけたゴンドラ「ファンタジー号」でアメリカを目指して出発。飛行3日目の11月25日、SOS信号を受けた第三管区海上保安本部が宮城県金華山沖で確認したのを最後に消息を絶つ。

1992年11月23日、鈴木嘉和が風船26個を付けたゴンドラ「ファンタジー号」で琵琶湖畔からアメリカへの飛行を試みました。
鈴木嘉和は冒険家として知られ、軽量化したゴンドラと遊園地用の巨大風船26個を組み合わせた飛行実験を開始しました。出発点は滋賀県の琵琶湖東岸で、目標は太平洋横断によるアメリカ大陸到達でした。飛行は順調に進んだかに見えましたが、3日目の11月25日にSOS信号を最後に消息不明となりました。宮城県金華山沖で海上保安庁の捜索機が最後に位置を確認しましたが、以後の手がかりはありません。未解決のミステリーとして、日本の航空冒険史に残る一幕となっています。
1992年 鈴木嘉和 滋賀県 11月25日 宮城県 金華山