1783年

パリでモンゴルフィエ兄弟が熱気球による初の有人飛行に成功。

1783年11月21日、モンゴルフィエ兄弟が世界初の有人熱気球飛行に成功しました。
パイオニアはジョセフ・モンゴルフィエとジャック=エティエンヌ・モンゴルフィエ兄弟。 飛行機体は布製の気球に籠を取り付け、約25分間の飛行で高度約900メートルを記録しました。 パイロットはピラトル・ド・ロジエとアルマン・マリ・ジャック・ダルランデの2人。 観衆はパリ市民や貴族ら数万人に及び、熱狂的な歓迎を受けました。 この成功が後の航空技術発展の道を開き、空の時代の幕開けとされています。
1783年 モンゴルフィエ兄弟 熱気球
1905年

E=mc²の式が載ったアルベルト・アインシュタインの特殊相対性理論の第2論文がドイツの学術誌『アナーレン・デア・フィジーク』に掲載される。

1905年11月21日、アインシュタインの特殊相対性理論第2論文が発表され、E=mc²の式が初めて公に示されました。
この論文は物質とエネルギーの等価性を示すものとして知られます。 Einsteinは質量がエネルギーに変換される関係式E=mc²を導きました。 当時は量子論や電磁気学の研究が盛んであり、理論物理学に革命をもたらしました。 掲載先の『アナーレン・デア・フィジーク』はドイツの権威ある学術誌です。 この発表が20世紀物理学の基礎を築き、核エネルギー研究にもつながりました。 今日でも科学史上の偉大な発見の一つとして高く評価されています。
1905年 E=mc² アルベルト・アインシュタイン 特殊相対性理論 アナーレン・デア・フィジーク
1960年

東海道本線・金谷 藤枝間で架線試験電車クモヤ93000により175km/hの狭軌世界記録を樹立。

東海道本線で架線試験電車クモヤ93000が狭軌鉄道として世界最高速175km/hを記録しました。 日本の鉄道技術の高さを示す歴史的快挙です。
1960年11月21日、金谷~藤枝間においてクモヤ93000型試験電車が高速試験を実施しました。 従来の狭軌鉄道の限界を大幅に超える速度での走行が可能であることを実証しました。 最高速度175km/hは当時の世界記録であり、技術面で国際的な注目を集めました。 架線電圧や台車構造、空気抵抗低減など多岐にわたる改良が施されました。 この成果は後の新幹線開発にも多大な示唆を与え、日本の高速鉄道技術の礎となりました。 試験車両は後に保存され、鉄道ファンの間で貴重な資料となっています。
1960年 東海道本線 金谷 藤枝 クモヤ93000 km/h
1969年

ARPANETのIMP間の最初の常設接続が、UCLAとSRI間に確立。

1969年11月21日、ARPANETの初の常設接続がUCLAとSRIの間で確立され、インターネットの原点となりました。
1969年11月21日にカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)とスタンフォード研究所(SRI)間でARPANETのインターフェイス・メッセージ・プロセッサ(IMP)同士の初の常設接続が行われました。この接続は後のインターネット発展の基盤となり、デジタル通信の歴史における重要なマイルストーンです。最初の実験では端末同士の簡易的なデータ送受信が成功し、ネットワークの有用性が示されました。その後、ARPANETは米国内外の複数拠点へと拡張し、グローバルな情報網へと発展しました。
ARPANET UCLA SRI
1990年

任天堂の据え置き型ゲーム機、スーパーファミコンが日本国内で発売。

任天堂が16ビット家庭用ゲーム機「スーパーファミコン」を日本国内で発売。高精細なグラフィックとサウンドでゲーム体験を進化させました。
ファミリーコンピュータの後継機として、任天堂が開発した16ビット機。 新設計のチップにより、カラー表示やPCM音源などが大幅に強化。 発売当初から話題となり、『スーパーマリオワールド』などのキラータイトルが登場。 国内初週で約30万台を売り上げ、その後世界中で累計5,000万台以上を販売。 家庭用ゲームの基準を大きく変え、レトロゲームブームの立役者となりました。
任天堂 スーパーファミコン
2004年

任天堂の携帯型ゲーム機、ニンテンドーDSが北米で発売。

任天堂の携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」が北米で発売されました。革新的なデュアルスクリーンとタッチ操作が特徴です。
従来の携帯機とは一線を画すデュアルスクリーンとタッチスクリーンを採用。 2004年11月21日に北米で発売され、大きな話題を呼ぶ。 ポケモンやNintendogsなどのキラータイトルが登場し人気に。 無線通信機能を搭載し、対戦やインターネット接続を実現。 日本発売後も全世界で累計1億5,000万台以上を売り上げる大ヒット。 携帯ゲームの新たな常識を作り上げた端末です。
2004年 ニンテンドーDS 北米
2009年

任天堂の携帯型ゲーム機、ニンテンドーDSi LLが日本国内で発売。

ニンテンドーDSシリーズの上位モデル、DSi LLが日本で発売。大画面と改良点が特徴です。
DS/DSiシリーズをベースに画面を大型化したモデル。 2009年11月21日に日本国内で発売され、画面が従来比約1.5倍に。 バッテリー持続時間も延長され、携帯性と視認性を両立。 内蔵カメラやオーディオ機能などDSiの特徴も継承。 電子書籍や写真閲覧にも適し、ゲーム以外の用途も拡大。 幅広い年齢層に支持され、シリーズ最後の大ヒット機種となりました。
2009年 ニンテンドーDSi LL