1854年
ベネディクトゥス15世
(1854 - 1922)
第257代ローマ教皇
第257代ローマ教皇
第一次世界大戦中に在位した教皇。平和と人道支援を積極的に訴えた指導者。
イタリア出身のルイージ・ジャコモ・デッラ・キエーザは1914年にベネディクトゥス15世としてローマ教皇に選出された。在位中はカトリック教会の中立を掲げながら戦争被害者の救済に力を注いだ。赤十字との協力で捕虜や負傷兵への支援活動を組織し、人道的懸念を世界に訴えた。また、戦後の和平交渉において復興支援への関与を提唱した。教会内部改革にも着手し、聖職者教育や慈善活動の強化を推進した。1922年に死去し、平和主義の教皇として評価されている。
1854年
ベネディクトゥス15世
ローマ教皇
1922年