1901年

官営八幡製鉄所が操業開始。

官営八幡製鉄所が操業を開始し、日本の近代製鉄業の基礎が築かれました。
1901年11月18日、福岡県に設置された官営八幡製鉄所が正式に操業を開始しました。 当初は石炭と鉄鉱石の国内資源を活用した製鉄が行われ、日本初の大規模製鉄所とされます。 八幡製鉄所の開設は、明治期の重工業化政策の一環であり、政府主導による産業近代化の象徴でした。 その後民間に払い下げられ、現在の新日本製鐵(現・新日鉄住金)の礎となりました。 日本の重工業発展に大きく寄与し、国内外の需要に応える製鉄能力を急速に高めました。
1901年 官営八幡製鉄所
1939年

日本音楽著作権協会(JASRAC)の前身・大日本音楽著作権協会が創立。

日本音楽著作権協会(JASRAC)の前身組織が創立された日です。
1939年11月18日、大日本音楽著作権協会が設立され、日本の音楽著作権管理の基盤を構築。 作曲家や出版社から著作権料を一元管理し、公正な分配システムを目指しました。 戦時中・戦後の音楽市場で著作権保護の重要性が認識される契機となります。 その後1951年に社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)として発足し現在に至ります。 音楽業界の発展とクリエイター支援に大きく寄与する組織として知られています。
1939年 日本音楽著作権協会(JASRAC)
1987年

日本航空株式会社法が廃止され、日本航空が完全民営化。

1987年11月18日、日本航空株式会社法が廃止され、日本航空が完全に民営化されました。
日本航空は設立当初から政府の出資比率が高い特殊法人として運営されてきましたが、1980年代の行政改革政策の一環で完全民営化が決定しました。1987年11月18日に日本航空株式会社法が廃止され、国の保有株式はすべて売却されました。これによりJALは一般の株式会社として企業活動を行う体制となり、市場競争への対応や経営の効率化が図られました。その後の運賃自由化や国際線拡大にも柔軟に対応し、企業再建や株式上場への道を進む重要な転換点となりました。
1987年 日本航空
2011年

東京証券取引所と大阪証券取引所の統合が合意。

2011年11月18日、東京証券取引所と大阪証券取引所の経営統合が合意。日本の金融市場再編を象徴する出来事。
2011年11月18日、東京証券取引所と大阪証券取引所の経営統合が合意され、日本の証券市場再編が大きく進展した。 統合は市場の規模拡大や取引効率の向上を目的とし、後に日本取引所グループ(JPX)が誕生する契機となった。 両取引所は合意により、新たな持ち株会社設立など具体的な統合スキームを策定した。 この統合はグローバル競争が激化する中での体制強化策として注目を集めた。 国内外の投資家からも歓迎の声が上がり、日本市場の信頼性向上に寄与した。
2011年 東京証券取引所 大阪証券取引所