1933年

沖縄諸島で富山県高岡市の貨物船「盛典丸(1440トン)」が沈没。船長ら19人が死亡、機関士ら17人は一週間漂流後に救助。

1933年、沖縄諸島沖で貨物船「盛典丸」が沈没し、乗組員に多くの犠牲者が出ました。
1933年11月17日、富山県高岡市の貨物船「盛典丸」(約1440トン)が沖縄諸島近海で暴風に遭い沈没しました。 船長ら19人が死亡し、機関士ら17人は救命艇で漂流しながら約一週間後に救助されました。 当時の救命設備や通信手段の未整備が被害を拡大させました。 沈没の原因は悪天候と船体の老朽化が重なったとされています。 この事故は海難に対する安全対策強化の契機となりました。
1990年

長崎県の雲仙普賢岳の山頂部で水蒸気爆発が起こり、198年ぶりに噴火。

雲仙普賢岳の山頂部で水蒸気爆発が発生し、198年ぶりの噴火が記録されました。
1990年11月17日、長崎県の雲仙普賢岳山頂付近で水蒸気爆発が発生し、同火山としては約198年ぶりの噴火活動が確認されました。爆発により火山ガスや噴石が周辺に噴出し、山岳地帯の地形が変化しました。当時は火口周辺に立ち入ることが禁止されていたものの、観測体制の強化と避難計画の見直しが急務となりました。この噴火は以降の長期的な火山活動の前兆とされ、気象庁や関連機関は現地調査と監視を強化しました。地域住民への情報提供や防災訓練が再編され、火山災害対策が大きく進展しました。
1990年 長崎県 雲仙普賢岳 水蒸気爆発 噴火
2013年

ロシアのカザン空港でタタールスタン航空363便墜落事故が発生し50人が死亡。

2013年11月17日、ロシア・カザン空港でタタールスタン航空363便が離陸直後に墜落し、乗員乗客50人全員が死亡した重大事故です。
2013年11月17日、ロシア連邦タタールスタン共和国の首都カザン空港から離陸したタタールスタン航空363便が離陸直後に墜落しました。 事故機はボーイング737-500型機で、乗客44人と乗員6人の計50人が搭乗し、全員が即死しました。 捜査当局はフライトデータレコーダーとボイスレコーダーを解析し、操縦ミスや機材トラブルの可能性を指摘。 この事故はロシア航空界に衝撃を与え、航空安全基準や点検体制の見直しを促しました。 被害の大きさから、国際的にも記憶される重大災害の一つとなっています。
2013年 タタールスタン航空363便墜落事故