1971年

インテルが世界初のマイクロプロセッサ4004の発売を開始。

1971年、インテルが世界初のマイクロプロセッサ4004の発売を開始。
1971年11月15日、米国インテル社が世界初の商用マイクロプロセッサ「4004」を発売開始しました。 4ビットCPUを単一チップ化した革新的な設計は、従来の複数チップ構成を一変させる技術革新。 4004は計算機器や事務機器向けに開発され、小型化と高集積化の先駆けとなりました。 この製品によりマイクロコンピュータ時代の幕開けが告げられ、パーソナルコンピュータ発展の基盤に。 以降、インテルは続く世代のCPUを開発し、半導体産業を牽引するリーダーとなりました。
1971年 インテル マイクロプロセッサ 4004
1988年

「ソ連版スペースシャトル」と呼ばれるソ連の宇宙船「ブラン」が最初で最後の打ち上げ。

ソ連の無人宇宙船ブランが史上初かつ最後の飛行を成功させました。
1988年11月15日、ソビエト連邦はエネルギアロケットにより「ブラン」を打ち上げ、スペースシャトルに似た軌道実験を実施。 ブランは無人機として初飛行を行い、2周の軌道飛行後、カザフ砂漠に無事着陸しました。 再利用型宇宙船の実現に向けた技術検証を目的としていましたが、冷戦終結と財政難により後続機の計画は凍結。 「ブラン」は結局この1回の飛行のみとなり、その技術は現在も評価され続けています。 ソ連版スペースシャトルとも称される画期的プロジェクトの一端を担った歴史的ミッションです。
スペースシャトル ブラン
1999年

H IIロケット8号機により運輸多目的衛星MTSAT 1を打ち上げ。ロケットの制御不能により海上で爆破。

H-IIロケット8号機がMTSAT-1を搭載して打ち上げられましたが、制御不能により海上で自爆処分となりました。
1999年11月15日、三菱重工業製のH-IIロケット第8号機が運輸多目的衛星MTSAT-1を搭載して種子島宇宙センターから打ち上げられました。 しかし、打ち上げ後に2段目エンジンの制御系に異常が発生し、予定軌道に到達できないと判断。 地上指令によりロケットはフェイルセーフ措置として海上で自己破壊されました。 同衛星は後続のH-IIAロケットにより後日無事打ち上げられ、運輸多目的衛星システムの運用が継続。 この事故はH-IIロケットの信頼性向上とH-IIAへの移行を加速させる契機となりました。
1999年 H-IIロケット8号機 運輸多目的衛星MTSAT-1
2001年

マイクロソフトが北米でXboxを発売。

Microsoftが北米市場で初の家庭用ゲーム機『Xbox』を発売し、ゲーム市場に新たな競争をもたらした。
2001年11月15日、Microsoftは北米市場で初の家庭用ゲーム機『Xbox』を発売しました。 高性能なグラフィック処理能力とオンラインサービス「Xbox Live」を搭載し、従来のゲーム機とは一線を画す機能をアピール。 これによりMicrosoftはゲームコンソール市場に参入し、ソニーのPlayStationや任天堂との熾烈な競争が始まりました。 発売初週に数十万台を売り上げ、ゲーマーの注目を集め、業界のオンライン体験を大きく変えるきっかけとなりました。 Xboxの成功は後のシリーズ展開やマルチプラットフォーム展開における基盤を築き、現在のMicrosoftのゲーム戦略の原点となった出来事です。
2001年 マイクロソフト 北米 Xbox
2013年

PlayStation 4がアメリカ合衆国とカナダで発売。

ソニーがPlayStation 4を米国とカナダで発売し、次世代ゲーム機戦争が本格化した。
2013年11月15日、ソニー・コンピュータエンタテインメント(現Sony Interactive Entertainment)はPlayStation 4を米国とカナダで同時発売しました。 高性能なCPUとGPU、ソーシャル機能の強化、ストリーミング配信機能などを備え、ゲーマーの注目を集めました。 発売初週だけで100万台以上を売り上げ、前世代機の成功を上回る滑り出しを記録。 MicrosoftのXbox Oneと性能やサービスを競い合い、次世代ゲーム機市場の本格的な競争が始まりました。 以降、PS4は世界中で累計1億台を超える大ヒットを記録し、ソニーの主力プラットフォームとなりました。
2013年 PlayStation 4 アメリカ合衆国 カナダ