1955年
石川県の北陸鉄道松金線がこの日の運転をもって廃止。
石川県で地域の足として親しまれた北陸鉄道松金線が利用者減少により廃止されました。
北陸鉄道松金線は北陸鉄道が運営したローカル線で、石川県内を結んで地域の足として親しまれました。
開業以来、通勤・通学や貨物輸送に貢献してきましたが、モータリゼーションの進展により利用者が徐々に減少しました。
運営コストの増大と採算性の悪化に伴い、1955年11月14日に全線が廃止されました。
現在も廃線跡は一部でサイクリングロードなどに再利用されています。
地域の歴史を知る手がかりとして、当時の面影が残されています。
1955年
石川県
北陸鉄道松金線
1965年
鹿児島県の鹿児島交通知覧線が廃止。
鹿児島交通が運営していた知覧線が利用者減少のため廃止されました。
鹿児島交通知覧線は鹿児島県南部を走る鉄道路線で、地元住民の移動手段として親しまれてきました。
しかし自動車の普及と輸送コストの増大により、1960年代中盤には利用者が著しく減少しました。
1965年11月14日にすべての運行が終了し、路線は正式に廃止されました。
現在、線路跡地は一部が遊歩道として再整備されています。
1965年
鹿児島県
鹿児島交通知覧線
1971年
青函トンネルで北海道側の本坑の起工式。
青函トンネルの北海道側本坑で起工式が行われ、歴史的な長大トンネル建設が始まりました。
1971年11月14日、青函トンネルの北海道側本坑で起工式が行われました。
このトンネルは本州と北海道を海底で結ぶ世界有数の長大トンネルとして計画されました。
工事にはシールド工法など最先端の技術が導入され、厳しい海底掘削に挑みました。
完成後は津軽海峡を越える鉄道輸送の要となり、物流と観光の活性化が期待されました。
長年にわたる建設作業は1997年の開通まで続き、日本のインフラ技術を象徴するプロジェクトとなりました。
青函トンネル
北海道
1973年
関門海峡をまたぐ関門橋が開通。
関門海峡をまたぐ関門橋が開通し、本州と九州の自動車交通が大きく変わりました。
1973年11月14日、関門海峡を跨ぐ関門橋が正式に開通しました。
関門橋は本州山口県下関市と九州福岡県北九州市を結ぶ全長約1,068メートルの吊橋です。
当時は東洋最長クラスの吊橋として注目を集め、建設には高度なケーブル技術が投入されました。
開通により両地域間の自動車輸送が飛躍的に効率化され、物流や観光の発展に寄与しました。
現在も国道2号の重要路線として、多くの車両が行き交うシンボル的存在となっています。
1973年
関門海峡
関門橋
1994年
イギリス・フランス海峡下のユーロトンネルでユーロスターが営業運転を開始。
ユーロトンネルを通る高速列車ユーロスターが営業運転を開始し、両国を結ぶ新たな交通手段が誕生した。
1994年11月14日、英仏海峡の海底トンネル(ユーロトンネル)を利用する高速鉄道サービス「ユーロスター」がロンドン~パリ間で営業運転を開始した。
ユーロスターは所要時間約2時間15分で、航空機やフェリーに代わる利便性を提供。
建設には20年以上の歳月と多額の費用を要し、全長約50kmの海底隧道として世界最長級となった。
この開通により、欧州大陸間の人・物の移動が飛躍的に改善され、観光や経済交流の活性化に大きく寄与した。
以降、欧州鉄道網の重要な軸として定着し続けている。
1994年
イギリス
フランス
ユーロトンネル
ユーロスター