空也忌
国・地域:
日本
この日、平安中期の僧空也上人が、東国教化のため出寺した。「寺を出る日を以て忌日とせよ」といい残して東国に向かったことからこの日が忌日とされている。醍醐天皇の第5皇子とも伝えられる空也上人は、諸国を巡り常に市井にあって諸人に念仏をすすめ市聖・阿弥陀聖などと呼ばれた。現在、京都の空也堂では、毎年11月の第2日曜日に、開山忌(空也忌)の法要が営まれている。
平安中期の僧・空也上人の忌日。
東国教化のため寺を出た日を忌日とする。
平安中期に市井で念仏を広めた空也上人の忌日。
醍醐天皇の第5皇子とも伝えられ、諸国を巡り人々に救いの念仏を説いた。
「寺を出る日を以て忌日とせよ」との遺言に基づき、出寺の日である旧暦11月13日を空也忌と定めた。
現在は京都・空也堂で毎年11月の第2日曜日に開山忌法要が営まれ、多くの参拝者が訪れる。
念仏行や法話を通じて空也上人の教えを振り返る宗教的行事。
日本
空也上人
醍醐天皇