1926年

福岡連隊差別事件への抗議運動をしていた全国水平社幹部が一斉検挙。

部落差別撤廃を訴えた活動家が一斉に逮捕された事件。
1926年11月12日、福岡連隊差別事件に抗議していた全国水平社の幹部が警察により一斉検挙されました。 福岡連隊が部落民を徴兵から排除した差別行為を受け、水平社は内務省や軍に対して抗議運動を展開。 しかし政府は抗議を政治運動と見なして幹部を取り締まり、運動は大きな弾圧を受けました。 この事件は日本における部落解放運動史上、警察権力との衝突の一例として位置づけられます。 その後も水平社は差別撤廃を目指して活動を継続しました。
1926年 福岡連隊差別事件 全国水平社
1967年

第二次羽田事件。佐藤栄作首相訪米に反対する学生デモと警官隊が羽田空港で衝突。

佐藤栄作首相の訪米に反対する学生デモと警官隊が羽田空港で衝突した事件。
1967年11月12日、佐藤栄作首相の訪米に抗議する学生や市民らが羽田空港でデモを行い、警官隊と激しく衝突した。 この抗議行動は「第二次羽田事件」と呼ばれ、機動隊による催涙弾や盾での制圧が行われた。 デモ隊は米軍基地の日本駐留や安保条約への反対を訴え、空港施設への進入を試みた。 政府は治安維持を理由に強硬手段を講じたが、市民権や表現の自由をめぐり大きな論争となった。 この事件は1960年代の日本における学生運動の象徴的な出来事である。
1967年 第二次羽田事件 佐藤栄作 羽田空港