1970年

日本テレビの送信所が麹町の本社鉄塔から東京タワーに移転。

日本テレビの送信所が麹町本社鉄塔から東京タワーに移転し、放送エリアと信号品質が向上しました。
1970年11月10日、日本テレビは放送信号の送信所を東京・麹町にあった本社鉄塔から東京タワーへ移転しました。東京タワーは333mの高さを持ち、地理的に高所からの電波送出が可能となったことで放送エリアが大幅に拡大しました。移転に伴い送信アンテナの設置や電波出力の調整が行われ、画質・音質の改善が図られました。これにより多摩地域や千葉県の一部など従来受信困難だった地域でも安定したテレビ視聴が可能となりました。東京タワーは日本テレビ以外の放送局も多数利用し、日本のテレビ放送インフラを支える中継基地としての役割を担いました。放送技術の発展とともに、高い場所からの送信所設置がスタンダードとなる契機となりました。
日本テレビ 麹町 東京タワー
1981年

日比谷のNHK放送会館跡地に日比谷国際ビル(日比谷シティ)が開館。

1981年11月10日、日比谷の旧NHK放送会館跡地に日比谷国際ビル(日比谷シティ)が開館しました。劇場やオフィス、商業施設などが入る複合ビルとして誕生しました。
1981年11月10日、東京都千代田区の日比谷で日比谷国際ビルが竣工・開館しました。 旧NHK放送会館の跡地に建設され、地上27階・地下3階の規模を誇ります。 ビル内にはオフィス、ホテル、劇場、商業施設が入居し、地域のランドマークとなりました。 映画館やレストランなど多彩な娯楽施設も備わり、日比谷エリアのにぎわいを創出しました。 設計は著名建築家によるもので、都市再開発の象徴的プロジェクトとされました。 周辺の交通アクセスも充実し、多くのビジネスや観光客が訪れる拠点となっています。
1981年 日比谷シティ
1982年

中央自動車道が全線開通。

1982年11月10日、中央自動車道が全線開通し、東京と長野・山梨を結ぶ主要高速道路網が完成しました。
中央自動車道は1967年に建設が開始され、首都圏と中部山岳地帯を結ぶ重要路線です。 1982年11月10日の全線開通により、東京八王子ICから長野県小牧JCTまでが一気に結ばれました。 これにより甲府や諏訪といった地域へのアクセスが飛躍的に改善されました。 当時の開通区間は約256kmで、日本の高速道路網拡充に大きく貢献しました。 通年利用可能な幹線道路として物流や観光面での利便性が向上しました。 現在も中央道は関東と中部を結ぶ主要幹線として活用されています。
1982年 中央自動車道