1970年
日本テレビの送信所が麹町の本社鉄塔から東京タワーに移転。
日本テレビの送信所が麹町本社鉄塔から東京タワーに移転し、放送エリアと信号品質が向上しました。
1970年11月10日、日本テレビは放送信号の送信所を東京・麹町にあった本社鉄塔から東京タワーへ移転しました。東京タワーは333mの高さを持ち、地理的に高所からの電波送出が可能となったことで放送エリアが大幅に拡大しました。移転に伴い送信アンテナの設置や電波出力の調整が行われ、画質・音質の改善が図られました。これにより多摩地域や千葉県の一部など従来受信困難だった地域でも安定したテレビ視聴が可能となりました。東京タワーは日本テレビ以外の放送局も多数利用し、日本のテレビ放送インフラを支える中継基地としての役割を担いました。放送技術の発展とともに、高い場所からの送信所設置がスタンダードとなる契機となりました。
日本テレビ
麹町
東京タワー