1731年

ベンジャミン・バネカー

(1731 - 1806)

天文学者

天文学者
アフリカ系アメリカ人の天文学者・測量技師・著述家として活躍し、初期アメリカ合衆国の暦や天文表を発行した人物。
1731年、メリーランド州で自由黒人の家庭に生まれる。独学で天文学や数学を修め、1792年に初の天文暦を出版。連邦区(現ワシントンD.C.)の境界測量にも携わる。トーマス・ジェファーソンと科学や人種問題について書簡を交わす。農業や自然研究にも関心を示し、多方面で功績を残した。
1731年 ベンジャミン・バネカー 天文学者 1806年
1876年

野口英世

(1876 - 1928)

細菌学者

細菌学者
日本の細菌学者で、黄熱病研究をはじめ数々の感染症研究に貢献した医学の先駆者。
1876年、福島県に生まれる。東京帝国大学医学部で学び、ロックフェラー医学研究所で細菌学を研究。梅毒菌の培養に成功し、黄熱病研究に注力して病原体の同定に尽力した。1928年、アフリカで研究中に黄熱病で亡くなるも、その功績は世界に認められた。感染症学の発展に大きく貢献し、今もその名が医学界に残る。
1876年 野口英世 1928年
1934年

カール・セーガン

(1934 - 1996)

天文学者、作家

天文学者 作家
アメリカの天文学者・科学普及家として活躍した作家。テレビ番組『Cosmos』のホストとしても知られる。
カール・セーガンはアメリカ出身の天文学者で宇宙生物学者。コーネル大学で教鞭を執りながら惑星探査プロジェクトにも参画し、その研究は火星や木星の衛星に焦点を当てた。科学普及にも情熱を注ぎ、『Cosmos: A Personal Voyage』は世界中で高い評価を受け、多くの人々に宇宙の魅力を伝えた。著書『Cosmos』はベストセラーとなり、科学への関心を喚起した。環境保護や核戦争の危険性についても警鐘を鳴らし、社会活動家としての一面も持つ。1996年に膵臓がんで逝去するまで、その功績は科学界に大きな影響を与え続けた。
1934年 カール・セーガン 天文学者 1996年
1952年

ジャック・W・ショスタク

生物学者

生物学者
カナダ出身の生物学者。ノーベル生理学・医学賞受賞者。
1952年にカナダで生まれ、テロメアとテロメラーゼの研究で知られる分子生物学者。2009年にエリザベス・ブラックバーン、キャロル・グライダーとともにノーベル生理学・医学賞を受賞。ハーバード大学で教鞭を執り、初期生命の起源やRNAの自己複製に関する研究も行い、生命科学の基礎研究に大きな貢献を果たしている。
1952年 ジャック・W・ショスタク 生物学者