680年
第3コンスタンティノポリス公会議が始まる。
680年、ビザンツ皇帝コンスタンティヌス4世の主導で第3コンスタンティノポリス公会議が開かれました。主な議題はモノテリティズム(意思単一説)の是非判定です。
第3コンスタンティノポリス公会議は680年11月7日に開始された第6回全教会公会議です。
皇帝コンスタンティヌス4世の招集により、東方正教会やローマ教皇庁の代表が参加しました。
主要な論点は、キリストの意志をめぐるモノテリティズム(意思単一説)の是非判定でした。
会議では異端とされたモノテリティズムを公式に否定し、二意志説(神聖意志と人間意志の二元性)を支持しました。
この決定はキリスト教神学の基本教義を確立し、東西教会の教義上の統一に大きく寄与しました。
公会議は681年に閉会し、その決議は後世の教会政治や神学に長い影響を残しました。
680年
第3コンスタンティノポリス公会議