1837年
チリ中部で大地震(M8.4、60名死亡)。
1837年11月7日、チリ中部でマグニチュード8.4の大地震が発生し、約60人が犠牲になりました。
1837年11月7日、チリ中部の海域を震源とするM8.4の大地震が発生しました。
大規模な津波や地滑りが発生し、沿岸部を中心に甚大な被害をもたらしました。
当時の建築は耐震性が低く、多くの建物が倒壊しました。
被害状況の詳細な記録は限られていますが、死者は約60人と推定されています。
この地震はチリで観測史上初期の大規模地震の一つとして、地震学史や津波研究において重要な資料となっています。
1837年
チリ
M
1918年
スペインかぜ: 西サモアでインフルエンザが始まり、年末までに人口の2割の7,542人が死亡。
西サモアでのスペインかぜ大流行により、島民の約2割が犠牲となった痛ましい出来事です。
第一次世界大戦直後の1918年11月7日、西サモアにスペインかぜが侵入しました。
医療体制と隔離措置が不十分なままウイルスが拡散し、年末までに約7,542人が命を落とします。
致死率と感染力の高さが明らかとなり、パンデミックの恐ろしさを世界に知らしめました。
この悲劇を契機に公衆衛生の重要性が再認識され、感染症対策の研究と制度整備が進みました。
史上最悪級のインフルエンザ流行の一つとして語り継がれています。
1918年
スペインかぜ
西サモア
インフルエンザ
1940年
アメリカ合衆国ワシントン州のタコマナローズ橋が強風により落橋。
強風による異常振動でタコマナローズ橋が崩落し、構造工学に大きな教訓を残しました。
1940年11月7日、ワシントン州シアトル近郊のタコマナローズ橋が強風により崩落。
橋の鋭いねじれ振動は『ゴールピング』として知られ、従来の設計常識を覆しました。
事故記録映像は学術資料となり、風洞実験や空力設計の研究が飛躍的に進展。
その後の橋梁設計には空気力学的考慮が不可欠となり、安全性が大幅に向上しました。
土木工学史における最も有名な構造失敗例の一つです。
1940年
アメリカ合衆国
ワシントン州
タコマナローズ橋
1950年
高知県で国鉄バス大栃線の車両が物部川に転落。死者33人。
高知県で国鉄バスが物部川に転落し、乗客33人が犠牲となった痛ましい交通事故です。
1950年11月7日、雨天の中で運行されていた大栃線の国鉄バスが物部川に転落しました。
ブレーキトラブルと道路状況の悪化が重なり、バスはガードレールを突き破りました。
現場では救助活動が困難を極め、結局33名の死者を出す大惨事となりました。
この事故を契機に道路安全基準の見直しやバスの整備強化が進められました。
地域交通の安全確保が社会課題として浮き彫りになった出来事です。
1950年
高知県
国鉄バス
大栃線
物部川
2006年
北海道佐呂間町で竜巻が発生。9人が死亡し、23人が負傷。(北海道佐呂間町竜巻災害)
北海道佐呂間町を襲った大型竜巻で多数の死傷者が発生した。
2006年11月7日未明、北海道佐呂間町で国内観測史上まれな強力な竜巻が発生し、住宅や農地を襲いました。幅数百メートルに及ぶ竜巻はF2からF3級と推定され、家屋約70棟が倒壊・損壊しました。住民9人が死亡、23人が負傷し、地域社会に深刻な被害をもたらしました。気象庁はこの季節の北海道での竜巻を異例とし、以降の防災対策や観測強化を進める契機となりました。
2006年
北海道
佐呂間町
北海道佐呂間町竜巻災害