1919年

シャルロッテンブルク・ドイツ歌劇場(現在のベルリン・ドイツ・オペラ)が開場。

ベルリンにドイツ歌劇場が開場し、オペラ文化の新たな拠点が誕生しました。
1919年11月7日、シャルロッテンブルク地区にドイツ歌劇場が正式に開場しました。 後のベルリン・ドイツ・オペラとして知られ、クラシック音楽とオペラの殿堂となります。 開館時から最先端の舞台装置と華麗な内装を誇り、多くの名演を世に送り出しました。 戦争と再建を乗り越え、今日まで独創的な演目で世界中の観客を魅了し続けています。 ドイツのオペラ文化史における象徴的な劇場です。
1919年 ベルリン・ドイツ・オペラ
1929年

ニューヨーク近代美術館(MoMA)が開館。

現代美術の殿堂として知られるMoMAがニューヨークに誕生しました。
1929年11月7日、ニューヨーク近代美術館(MoMA)が公式に開館。 印象派以降の先鋭的な作品群を中心にコレクションを開始しました。 アメリカ初の現代美術専門美術館として、ピカソやマティスなどの名作を収蔵。 戦後の美術市場やキュレーションの概念に大きな影響を与え、現在も世界屈指の美術館です。 展覧会や教育プログラムを通じ、モダンアートの普及と研究を牽引し続けています。
1929年 ニューヨーク近代美術館
1958年

ホープダイヤモンドがスミソニアン協会に寄贈。

世界で最も有名な宝石の一つ、ホープダイヤモンドがスミソニアン協会に寄贈されました。
ホープダイヤモンドは45.52カラットの青色ダイヤモンドで、伝説的な“呪い”が語られてきました。 1958年11月7日、宝石商ハリー・ウィンストン氏がスミソニアン協会に寄贈しました。 現在はナショナル・ミュージアム・オブ・ナチュラルヒストリーで常設展示されています。 その美しさと希少性から世界中の来館者を魅了し続けています。 寄贈はアメリカの博物館文化における重要な出来事とされています。
1958年 ホープダイヤモンド スミソニアン協会
1983年

奈良県明日香村のキトラ古墳で、彩色壁画の中に玄武が発見される。

奈良県明日香村のキトラ古墳で四神の一つ玄武の彩色壁画が確認された考古学的発見。
1983年11月7日、奈良県明日香村のキトラ古墳の発掘調査で北を守護する神獣・玄武の彩色壁画が発見されました。キトラ古墳は7世紀前半に築造されたとされ、日本に現存する最古級の天井・壁画を持つ古墳です。当初は劣化が進行し判読困難でしたが、後の保存処理と高精度撮影で赤・青・緑の彩色が鮮明に浮かび上がりました。四神のうち白虎・朱雀・青龍と並んで玄武が揃ったことは、飛鳥時代の渡来文化や渡航技術を示す重要な証拠となります。この発見は日本の古代美術史研究に大きな一石を投じ、多くの専門家と一般の関心を集めました。
1983年 奈良県 明日香村 キトラ古墳 壁画 玄武