1959年

汐留 梅田間に日本初のコンテナ専用列車「たから号」運行開始。

1959年、日本初のコンテナ専用列車「たから号」が汐留駅から梅田駅まで運行を開始しました。
たから号は1959年11月5日に日本国有鉄道が導入した国内初のコンテナ専用列車です。 当時は貨物取扱の合理化を図るため、コンテナを直接搬送できる輸送方式が注目されていました。 汐留駅から梅田駅間を結び、高速かつ効率的な貨物輸送を実現しました。 この成功を機に日本の鉄道貨物輸送はコンテナ化が進み、現在の物流システム構築の一端を担いました。 物流近代化への第一歩として、鉄道貨物の歴史に大きな足跡を残しています。
1959年 汐留 梅田 コンテナ たから号
1985年

北海道で最初の鉄道開業区間の一部である国鉄手宮線(旧北海道鉄道)が廃止。

1985年、北海道で最初に開業した鉄道の一部を担った国鉄手宮線(旧北海道鉄道)が廃止されました。
手宮線は1880年に北海道で最初の鉄道路線として開業した旧北海道鉄道の一部で、函館本線小樽駅と手宮駅を結んでいました。 しかし貨物需要の減少と道路交通の発展により利用者が激減し、1985年11月5日に正式に廃止が決定されました。 廃止されるまでに多くの貨物列車が運行され、港湾都市・小樽の産業発展を支えてきました。 廃線跡は一部が遊歩道や観光施設として活用され、地域住民や鉄道ファンの注目を集めています。 歴史的に貴重な産業遺産としても評価され、保存活動や記念イベントが行われています。
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