1962年

島倉千代子援護会事務所に爆発物が届き1人負傷。一連の草加次郎事件の最初の事件。

歌手島倉千代子の支援事務所に爆発物が送付され、1名が負傷した事件の発端。
1962年11月4日、人気歌手・島倉千代子の援護会事務所に最初の爆発物が届けられる。 この爆発で事務所スタッフが負傷し、草加次郎を名乗る犯人による一連の事件が始まった。 以降、政治家や芸能人らを標的にした数回の爆破事件が相次ぎ、一時社会を震撼させる。 警察の捜査の結果、1965年に草加次郎の正体が判明し、一連の犯行は終息した。 戦後日本社会におけるテロ事件の草分け的存在として知られている。
1962年 島倉千代子 草加次郎事件
1989年

オウム真理教による坂本弁護士一家殺害事件。

オウム真理教信者が坂本弁護士一家を襲撃・殺害、凶悪事件の幕開け。
1989年11月4日、オウム真理教信者が反体制派の坂本堤弁護士一家を自宅で殺害。 信者は被害者宅を偽名で訪問し、妻と生後6ヶ月の娘を含む3人を惨殺した。 この事件は教団による組織的な暗殺活動の存在を明らかにし、社会に衝撃を与えた。 後に真相究明と犯人逮捕が進み、教団の危険性が国民的議論となる。 1995年の地下鉄サリン事件につながる流れの一つとされている。
1989年 オウム真理教 坂本弁護士一家殺害事件