1890年
石川倉次の日本語の6点式点字が正式に採用される(点字の日)。
石川倉次の日本語6点式点字が正式採用され、「点字の日」と定められました。
1890年11月1日に石川倉次が提案した日本語6点式点字が正式に採用され、同日が「点字の日」と定められました。これにより視覚障害者の文字表記と情報アクセスの基盤が整備されました。日本語の音節構造に合わせた点字体系は、盲教育の発展を促進しました。採用後は教科書や文献への点字化が進み、視覚障害者の学習機会が格段に拡大しました。
1890年
石川倉次
点字
点字の日
1952年
アイビー作戦: アメリカ合衆国がマーシャル諸島エニウェトク環礁で人類初の水爆実験。
アメリカがアイビー作戦の一環として初めて水素爆弾実験を実施しました。
1952年11月1日、アメリカはマーシャル諸島エニウェトク環礁で人類史上初の水素爆弾実験(アイビー作戦のマイク実験)を行いました。この実験により従来の原子爆弾を超える破壊力を持つ熱核兵器の実用性が証明され、核兵器開発競争が一層激化しました。爆発は膨大なエネルギーを放出し、放射性降下物が周辺環境に深刻な影響を及ぼしました。軍事技術としての核兵器進化と同時に、冷戦期における核拡散の危険性を世界に印象づける結果となりました。
1952年
アイビー作戦
マーシャル諸島
エニウェトク環礁
水爆
1963年
プエルトリコに世界最大の電波望遠鏡・アレシボ天文台が開設。
世界最大級の電波望遠鏡アレシボ天文台が開設された日。
1963年11月1日、プエルトリコにアレシボ天文台が完成し、当時世界最大の電波望遠鏡として稼働を開始しました。直径305メートルの巨大反射面を持ち、惑星探査から銀河中心の観測まで幅広い研究に貢献。建設には国際的な技術協力と大規模な土木工事が必要でした。1980年代以降も改修を重ねながら最新の観測技術を導入し続けています。天文学界に多大な影響を与えた画期的な施設です。
プエルトリコ
電波望遠鏡
アレシボ天文台
1974年
気象庁のアメダスが運用開始。
気象庁のアメダス観測システムが運用を開始し、全国各地の詳細気象データ収集が可能になりました。
1974年11月1日、気象庁が全国の小規模気象観測装置「アメダス(AMeDAS)」の本格運用を始めました。
各地に設置された約1300局の観測点がリアルタイムで気温、降水量、風向風速などのデータを取得します。
詳細で高頻度の気象データは、精度の高い天気予報や気象災害の早期警戒に貢献しています。
農業や交通、災害対策などさまざまな分野で活用され、社会的な信頼を得ています。
日本独自の先進的な気象観測網として国際的にも注目を集めました。
1974年
気象庁
アメダス
1992年
ソニーがMDプレーヤー1号機、MZ 1を発売。
ソニーが初のMD(ミニディスク)プレーヤーMZ-1を発売し、デジタル音楽再生市場に新風を吹き込みました。
1992年11月1日、ソニーがMD(MiniDisc)フォーマット対応の初号機「MZ-1」を発売しました。
小型で高音質なデジタル録音・再生が可能となり、CDと比べて編集機能も充実していました。
録音可能なメディアとして大ヒットし、携帯型オーディオ市場に革命をもたらしました。
MDは家庭用ステレオや車載機器にも搭載され、普及の裾野を広げました。
その後のポータブルオーディオ技術の発展に影響を与え、デジタルメディアの進化を象徴する製品となりました。
1992年
ソニー
MD
2007年
Folding@homeが1PFLOPS超えにより、世界一強力な分散コンピューティングネットワークとして、ギネスに認定されたと報じられる。
分散コンピューティングプロジェクトFolding@homeが1PFLOPS超えを達成し、ギネス認定されました。
2007年11月1日、タンパク質の折りたたみシミュレーションを行う分散コンピューティングプロジェクト「Folding@home」が計算能力1PFLOPS(1ペタフロップス)を超えたと発表されました。
この実績により、世界一強力な分散コンピューティングネットワークとしてギネス世界記録に認定されました。
Folding@homeは世界中のボランティアのPC資源を結集し、アルツハイマー病やがんなどの研究に貢献しています。
この成果はクラウドコンピューティングの先駆けともいえ、分散型技術の可能性を大きく示しました。
以降も多くのユーザーが参加し、科学研究の発展を支え続けています。
Folding@home
ギネス
2008年
任天堂の携帯型ゲーム機、ニンテンドーDSiが日本国内で発売。
任天堂が携帯型ゲーム機「ニンテンドーDSi」を日本国内で発売しました。
2008年11月1日、任天堂は携帯型ゲーム機「ニンテンドーDSi」を日本で発売しました。
前モデル「ニンテンドーDS」から薄型化、軽量化を実現し、内蔵カメラやSDカードスロットを搭載したのが特徴です。
専用ソフトやダウンロードサービス「DSiウェア」に対応し、新たな遊び方を提供しました。
さらにMP3再生機能を備え、エンターテインメント機器としての幅を広げました。
DSiは世界中で人気を博し、携帯ゲーム機市場に大きな影響を与えました。
2008年
任天堂
ニンテンドーDSi
2009年
ソニー・コンピュータエンタテインメントが日本でPlayStation Portable goを発売。
ソニーが日本で携帯型ゲーム機「PlayStation Portable go」を発売しました。
2009年11月1日、ソニー・コンピュータエンタテインメントは「PlayStation Portable go」(PSP go)を日本で発売しました。
UMDドライブを廃止し、内蔵メモリとメモリースティックによるダウンロード販売に特化した設計が特徴です。
スライド式の画面展開機構を採用し、従来より携帯性を向上させました。
発売当初は価格設定やUMD廃止への賛否が話題となりましたが、ダウンロード配信時代の先駆けとなる製品です。
その後のゲーム配信プラットフォームの発展に大きく貢献しました。
ソニー・コンピュータエンタテインメント
PlayStation Portable go