1755年

ポルトガルでリスボン大地震が発生。津波と火災による死者10万人。

ポルトガル・リスボンで大規模な地震が発生。津波と火災が町を襲い10万人以上が死亡。
1755年11月1日、マグニチュード約8.5~9と推定されるリスボン地震が発生し、市街は壊滅的被害を受けました。 地震に続く津波と大火災が数日間にわたり街を焼き尽くし、死者は10万人以上にのぼったと伝えられています。 この災害はヨーロッパ全土に衝撃を与え、自然災害に対する啓蒙思想家の論考や都市復興計画の契機となりました。 建築家サラザールらによる計画的な再建は、近代都市設計の先駆けとも評価されています。
1755年 ポルトガル リスボン大地震 津波 火災
1939年

中勢鉄道(三重県)の列車(ガソリンカー)が脱線転覆する事故。死者2人、負傷者多数。

三重県の中勢鉄道でガソリンカーが脱線転覆し、2人が死亡した列車事故。
1939年11月1日、三重県を走行していた中勢鉄道のガソリンカーが脱線転覆する事故が発生した。 転覆により乗客を含む2名が死亡、多数が負傷した。 事故現場は曲線区間で、速度超過や線路の老朽化が原因と考えられている。 当時の地方鉄道では資金不足から設備更新が遅れており、安全対策の不備が指摘された。 この事故を受けて中勢鉄道は運行基準の見直しと線路補修を実施した。
1939年 中勢鉄道 三重県
1939年

新潟県阿賀野川河口付近で渡し船が沈没、乗客ら30人が死亡。

新潟県阿賀野川河口付近で渡し船が沈没し、30人が死亡した水難事故。
1939年11月1日、新潟県阿賀野川河口付近で渡し船が転覆・沈没する事故が起きた。 乗客ら約30名が犠牲となり、流れの速い河川での救助活動は困難を極めた。 当時の渡し船は小型の木造船で、悪天候や積載過多が事故原因とみられている。 この惨事を受けて地元自治体は航路の安全基準を強化し、標識や監視体制を整備した。 以降、近代的な渡し船や小型連絡船への更新が進められた。
新潟県 阿賀野川 渡し船
1955年

ユナイテッド航空629便爆破事件。

1955年11月1日、ユナイテッド航空629便が爆破され、乗員乗客44人全員が犠牲となった航空テロ事件です。
ユナイテッド航空629便爆破事件は1955年11月1日に発生した航空機爆発事件です。ボンディングされたダイナマイトが爆弾として機内に仕掛けられ、飛行中に爆発が起こりました。乗員乗客44人が即死または行方不明となり、当時のアメリカ国内で最大規模の航空犯罪となりました。捜査の結果、犯人はジャック・ギルバート・グラハムと判明し、私怨による無差別殺人とされました。この事件は航空機の保安検査強化を促すきっかけとなり、後の航空安全対策に大きな影響を与えました。
1955年 ユナイテッド航空629便爆破事件
1955年

北海道赤平市の茂尻炭鉱でガス爆発事故。死者71人。

1955年11月1日、北海道赤平市の茂尻炭鉱で発生したガス爆発事故で71人が犠牲となりました。
このガス爆発事故は鉱内のメタンガスが引火したことにより発生しました。爆発により坑内が大きく破壊され、多数の作業員が瓦礫の下敷きとなりました。救助活動は困難を極め、翌日までに71人の死亡が確認されました。事故調査では通気管理やガス検知システムの不備が指摘され、石炭産業の安全基準強化につながりました。以降、日本の炭鉱労働安全対策の見直しが進められる契機となりました。
北海道 赤平市