1913年

初のアメリカ合衆国横断自動車道路・リンカーン・ハイウェイが開通。

初のアメリカ横断自動車道『リンカーン・ハイウェイ』が開通しました。
リンカーン・ハイウェイは1913年10月31日に公式開通し、東海岸のニューヨークから西海岸のサンフランシスコまでを結びました。全長は約5600キロに及び、自動車時代の幕開けを象徴するインフラです。計画は自動車愛好家らによるリンカーン・ハイウェイ協会が主導しました。開通によりアメリカの道路整備と観光産業が急速に発展しました。現在も主要区間が歴史的景観として保存されています。
1913年 リンカーン・ハイウェイ
1964年

国鉄関門連絡船がこの日限りで廃止。

国鉄の関門連絡船が1964年10月31日をもって廃止されました。
関門連絡船は本州の下関と九州の門司を結ぶ鉄道連絡船として運航されてきました。船舶による輸送は関門トンネル開通前の重要なインフラでした。1964年10月31日の関門国道トンネル開通により廃止が決定されました。最終便出航後、長年にわたり地域交通を支えた歴史に幕を下ろしました。現在は旧船着き場跡地に記念碑が設置されています。
1964年 関門連絡船
1969年

北海道の定山渓鉄道、滋賀県の江若鉄道がこの日最終運行。翌日廃止。

北海道の定山渓鉄道と滋賀県の江若鉄道が最終運行を迎え、翌日廃止された。 地域の鉄道ネットワークに一つの区切りがついた日。
1969年10月31日、定山渓鉄道と江若鉄道がそれぞれ最終運行を行い、翌11月1日付で正式廃止されました。 いずれも地域の観光や物流を支えたローカル線で、廃止により自動車輸送への置き換えが進みました。 定山渓鉄道は温泉街へのアクセス路線として親しまれ、江若鉄道は琵琶湖西岸を結ぶ狭軌路線でした。 廃止後、線路跡は一部が遊歩道などに転用され、鉄道遺構として保存される区間もあります。 地域住民や鉄道ファンにとって、歴史と記憶が残る象徴的な出来事となりました。
定山渓鉄道 江若鉄道
1986年

日本鉄道創業の地である汐留貨物駅(旧新橋駅)がこの日最終運行。翌日廃止。

日本鉄道創業の地、旧新橋駅(汐留貨物駅)が最終運行。 鉄道黎明期の歴史に一つの区切りを迎えた。
1986年10月31日、かつて日本初の鉄道駅として知られる新橋駅跡地を利用した汐留貨物駅で最後の貨物列車が発車しました。 この駅は1872年の日本最初の鉄道開業以来、終着駅としての役割を果たし、戦後は貨物専用駅として機能してきました。 最終運行翌日の11月1日に正式廃止され、都心部の貨物輸送体系の見直しが進められました。 駅跡地はその後再開発され、高層ビルや商業施設を擁する現在の汐留地区の基盤となりました。 鉄道史における重要な転換点として、関係者や鉄道ファンの記憶に刻まれています。
1986年 汐留貨物駅 新橋駅
1986年

北海道の国鉄胆振線・富内線がこの日最終運行。翌日廃止。

1986年10月31日、北海道の国鉄胆振線と富内線が最後の運行を迎え、翌日に正式に廃止された。
国鉄時代に北海道内を結んでいた胆振線と富内線は、利用者減少や経営状況の悪化から廃止が決定されていた。 1986年10月31日に最終列車が運行され、沿線には多くの鉄道ファンが詰めかけた。 翌11月1日に正式に路線が廃止され、地域の公共交通網は大きく再編された。 現在では廃線跡がサイクリングロードや遊歩道に転用され、当時をしのぶことができる。 廃止後も沿線住民の間では思い出として語り継がれている。
胆振線 富内線
1994年

神奈川県平塚市で湘南自動車検査登録事務所が業務開始。「湘南ナンバー」が誕生。

1994年10月31日、神奈川県平塚市に湘南自動車検査登録事務所が開設され、新たに「湘南ナンバー」が導入された。
自動車検査登録事務所は地域ごとに割り当てられるナンバープレート発行業務を担う。 湘南地域の高い需要に応えるため、平塚市に新たな事務所が開設された。 これにより「湘南ナンバー」を希望する車両登録が可能となり、地域アイデンティティの象徴となった。 観光振興や地元経済にも好影響をもたらしたとされる。 地域ブランドとしても定着し、湘南エリアの認知度向上に寄与した。
神奈川県 平塚市 湘南自動車検査登録事務所