1950年

山口県若沖炭鉱(広義の宇部炭鉱)で海水流入事故。逃げ遅れた35人死亡。

1950年10月30日、山口県若沖炭鉱で海水流入事故が発生し、35人が死亡しました。
宇部炭鉱の一部である若沖炭鉱で、海側の防水壁が破壊され大量の海水が坑内に流入しました。作業員は脱出が困難となり、逃げ遅れた35人が犠牲になりました。当時の炭鉱技術と安全管理の限界が浮き彫りとなった事故です。事故後には排水設備や監視体制の強化が急務とされ、炭鉱業界全体で安全対策の見直しが行われました。被災者遺族への補償や安全基準改定が進められ、以降の炭鉱事故防止に大きな影響を与えました。
1950年 山口県 宇部炭鉱
1954年

京都市伏見区深草藤森町で、火災現場に向かう消防車同士が正面衝突する事故。消防士、通行人3人死亡、8人重軽傷。

京都伏見で消防車同士が衝突し、消防士や通行人が死亡・負傷する痛ましい事故が発生しました。
1954年10月30日、京都市伏見区深草藤森町で火災現場に向かう消防車が相互に衝突しました。消防活動中の緊迫した状況での事故により、消防士と通行人3人が尊い命を失いました。多数の負傷者は迅速に救出・治療されましたが、現場の安全対策への疑問が提起されました。調査では指揮統制の不備や通行規制の甘さが指摘されました。この事件を契機に消防車の運行安全基準や信号制御システムの整備が強化されました。
1954年 京都市 伏見区 消防車 消防士
1960年

北海道白糠町の明治鉱業庶路鉱業所でガス爆発事故が発生。作業員18人が死亡。

1960年10月30日、北海道白糠町の鉱山でガス爆発事故が発生し、18人が死亡しました。
庶路鉱業所は石炭採掘を行う拠点として稼働していました。坑内に滞留していた可燃性ガスが引火し、大規模な爆発が発生しました。作業員18名が即死または重傷を負い、現場は壊滅的なダメージを受けました。調査ではガス検知システムと換気設備の不備が原因と断定されました。これを受けて鉱山安全法令の改正や監視体制の強化が進められ、再発防止策が導入されました。
1960年 北海道 白糠町
2020年

トルコとギリシャの間のエーゲ海を震源とするマグニチュード7.0の大地震が発生。

2020年、トルコ・ギリシャ国境のエーゲ海沖でマグニチュード7.0の大地震が発生し、被害が拡大した。
2020年10月30日、エーゲ海を震源とするM7.0の大地震がトルコ南西部とギリシャ西部を襲った。 多数の建物が倒壊し、死傷者が報告される深刻な被害をもたらした。 被災地域では救援活動が急務となり、両国や国際支援組織が支援物資を提供。 津波の発生は免れたものの、地震後の余震が住民の不安を煽った。 地域社会の復興には長期的な支援とインフラ再建が課題となっている。
2020年