1848年

スペイン初の鉄道がバルセロナ マタローに開通。

1848年にスペインで初めて鉄道が開通し、バルセロナとマタローが結ばれた。 スペイン近代化の一歩となった鉄道開通。
バルセロナ-マタロー鉄道は1848年10月28日に開通し、スペイン本土初の鉄道路線となった。 全長約28キロメートルの路線はイギリス技術者の協力で建設され、蒸気機関車が導入された。 貨物だけでなく旅客輸送も開始され、物流・人の移動を大きく改善した。 鉄道開通はスペインの産業発展と近代化政策を後押しし、各地への路線拡大の契機となった。 同年には他地域でも鉄道計画が進み、国内交通網整備の基盤を築いた。
1848年 スペイン バルセロナ マタロー
1888年

伊予鉄道・松山(現在の松山市) 三津が開業。日本初の軽便鉄道。

愛媛県松山市(三津)に日本初の軽便鉄道が開業した日です。地域の交通インフラに大きな影響をもたらしました。
1888年10月28日、伊予鉄道が松山(三津)駅―松山市内を結ぶ区間で日本初の軽便鉄道を開業しました。 軽便鉄道は狭軌の鉄道路線で、建設コストが低く急曲線にも対応可能な点が特徴です。 松山市周辺の農産物や旅客輸送に重要な役割を果たし、地域経済の活性化に寄与しました。 その後、伊予鉄道は路線網を拡張し、四国地域の主要交通機関として発展を続けています。 この開業は日本におけるローカル鉄道の幕開けとされ、その歴史的意義は現在も高く評価されています。
1888年 伊予鉄道 松山市 三津 軽便鉄道
1942年

アメリカ合衆国にアラスカ・ハイウェイが全通。

第二次世界大戦中、米国陸軍工兵隊が建設したアラスカ・ハイウェイが完成し、全通しました。 戦略的輸送路として重要な役割を果たしました。
第二次世界大戦中、北米大陸防衛のため米国陸軍工兵隊によって建設が始まりました。 厳しい気象と地形の中、わずか8か月余りで約2,440kmの道路が完成しました。 カナダ・ダウソン・クリークからアラスカ州ワトソン湖までを結ぶ戦略的重要ルートです。 1942年10月28日に全通が宣言され、物資輸送や軍事展開に大きく貢献しました。 現在は観光道路としても親しまれ、歴史遺産として保存されています。
1942年 アメリカ合衆国 アラスカ・ハイウェイ
1956年

戦中に火災で焼失した大阪市の通天閣が開業。

戦時中の火災で失われた大阪・通天閣が再建され、観光名所として再び開業しました。 地元大阪のシンボルが復活しました。
通天閣は1912年に初代が完成後、1943年の火災で焼失しました。 再建プロジェクトにより1956年に高さ103mの新塔が完成し、同年10月28日に開業しました。 大阪・新世界地区の観光スポットとして多くの人々を集めました。 内部には展望台や商業施設が設けられ、当時の最新技術が取り入れられています。 戦後復興の象徴として市民に愛され、現在も年間数百万人が訪れる人気観光名所です。
1956年 大阪市 通天閣