1704年

ジョン・ロック

(1632 - 1704)

哲学者、社会契約論者

哲学者 社会契約論者
イギリスの哲学者。経験論を基礎に人間の認識や政府の正当性を論じ、近代政治思想に大きな影響を与えた。
1632年にイギリス南西部のウォリントンで生まれた。著作『人間知性論』で経験論を体系化し、知識の起源を感覚に求めた。さらに『統治二論』では社会契約説を展開し、政府は国民の同意に基づくと主張した。信教の自由を擁護し、寛容の思想を唱えた。近代民主主義や自由主義の理論的基盤を築いた人物として評価されている。
1704年 ジョン・ロック 哲学者 社会契約論 1632年
1901年

パウル・レー

(1849 - 1901)

哲学者、医師

哲学者 医師
ドイツの哲学者・医師。道徳と人間心理を探求した思想家。
1849年にドイツで生まれ、ハイデルベルク大学で医学を学んだ。 哲学への関心を深め、フリードリヒ・ニーチェと親交を結んだ。 『道徳の起源』などで人間の道徳観を分析した。 医師としての経験を哲学研究に生かし独自の視点を提示した。 その洞察は後の心理学や倫理学に影響を与えた。 1901年にイタリアで没し、短い生涯に大きな哲学的足跡を残した。
1901年 パウル・レー 哲学者 医師 1849年
1946年

浮田和民

(1860 - 1946)

思想家、政治学者

思想家 政治学者
浮田和民は明治から昭和期にかけて活躍した日本の思想家・政治学者です。政治学の分野で新たな理論を提唱し、後進の育成にも尽力しました。
1860年に生まれた浮田和民は、東京帝国大学で学んだ後、政治学の研究に専念しました。明治維新後の日本政治の変遷を分析し、民主主義の定着に向けた理論を展開しました。多数の論文や著作を発表し、その中には地方自治や国際政治に関する考察も含まれています。教授としても後進の指導に当たり、多くの政治学者が彼の門下から輩出されました。また、政界や官界にも助言を行い、実務面での政治改革にも関与しました。1946年に逝去するまで、日本の政治思想に大きな影響を与え続けました。
1946年 浮田和民 思想家 政治学者 1860年