1901年

クロード・ドビュッシーの管弦楽作品『夜想曲』が初演。

印象主義を代表するドビュッシーの管弦楽曲がパリでお披露目されました。
1901年10月27日、パリのコンサート・ラモー演奏会でクロード・ドビュッシーの『夜想曲』が初演されました。指揮はカミーユ・シュヴィヤール、オーケストラはローレックス管弦楽団。『夜想曲』は『雲』『祭』『歌声』の三楽章から成り、日本の雅楽の影響や印象主義的色彩を特徴とします。この作品は音響の色彩感と自由な形式が高く評価され、ドビュッシーの名声を確立しました。後の20世紀音楽にも大きな影響を与えました。
1901年 クロード・ドビュッシー 夜想曲