1767年

バンジャマン・コンスタン

(1767 - 1830)

小説家、思想家、政治家

小説家 思想家 政治家
小説家『アドルフ』の作者であり、思想家・政治家としても活躍した自由主義者。
1767年、スイスのローザンヌに生まれ、パリに移住して文筆活動を始めた。小説『アドルフ』や政治評論で名を馳せ、個人の自由と立憲主義を強く主張した。ナポレオン時代には一時期政府と距離を置いたが、1830年の7月革命後に国民議会議員として政界にも復帰した。哲学者としても知られ、功利主義や共和思想の影響を受けた著作を多数発表した。1830年に没し、その文学と政治的思想は19世紀の自由主義運動に大きな影響を与えた。
1767年 バンジャマン・コンスタン 1830年
1806年

マックス・シュティルナー

(1806 - 1856)

哲学者

哲学者
ドイツの哲学者。個人主義的無政府主義の思想家として知られる。主著に『唯一者とその所有』がある。
マックス・シュティルナー(本名ヨハン・カスパル・シュミット)は19世紀ドイツの哲学者。 彼は個人の自由と自己所有権を重視し、国家や宗教などの権威に批判的な立場をとった。 1844年に出版された主著『唯一者とその所有』では、自己中心的個人主義を徹底的に論じた。 その過激な思想は当時の哲学界で物議を醸したが、後の無政府主義や実存主義に大きな影響を与えた。 彼の著作は現在も政治哲学や倫理学の重要な文献とされている。
1806年 マックス・シュティルナー 1856年