10月23日

出来事 - 災害・事故

1961年

北海道森町で大火。町内中心部の407戸が全焼、住民80人が負傷した。

北海道森町で大規模な市街火災が発生し、町の中心部が焼失、大勢の負傷者を出しました。
1961年10月23日、北海道森町の住宅街で大規模な火災が発生しました。 火は瞬く間に延焼し、町内中心部の407戸が全焼しました。 強風が火勢を煽り、多数の住民が避難を余儀なくされ、80人が負傷しました。 当時の木造家屋密集地域の脆弱性が浮き彫りとなり、防災対策の必要性が再認識されました。 この火災を契機に、北海道内外で消防設備の強化や街路整備が進められることとなりました。
1961年 北海道 森町
1977年

F1日本グランプリにて、フェラーリのジル・ヴィルヌーヴとティレルのロニー・ピーターソンの接触により、立ち入り禁止区域で観戦していた観客1名と警備員1名が死亡。これにより日本グランプリは、1987年の日本グランプリ（鈴鹿サーキット）まで10年間開催されることはなかった。

1977年F1日本グランプリで大規模な観客死亡事故が発生し、日本GPは10年間中断された。
1977年10月23日、富士スピードウェイで開催されたF1日本グランプリでフェラーリのジル・ヴィルヌーヴとティレルのロニー・ピーターソンが接触し、危険区域で観戦していた観客1名と警備員1名が死亡する事故が発生しました。 安全対策が不十分であったことが問題視され、国際自動車連盟(FIA)からの安全基準強化が求められました。 この悲劇的な事故を受け、日本グランプリは1987年の復活まで10年間開催が見送られることとなりました。 その後の安全性向上への取り組みは、モータースポーツ全体の運営基準を見直す契機となりました。 富士での記録はモータースポーツ史に残る痛ましい事故として今も語り継がれています。
1977年 F1日本グランプリ フェラーリ ジル・ヴィルヌーヴ ティレル ロニー・ピーターソン 日本グランプリ 1987年の日本グランプリ 鈴鹿サーキット
1981年

北炭夕張新炭鉱ガス突出事故で、59名の安否不明者を取り残したまま坑内への注水作業を開始する。

北炭夕張新炭鉱でガス突出事故が発生し、多数の作業員が取り残されたまま注水作業が始まった。
1981年10月23日、北海道夕張市にある北炭夕張新炭鉱でガス突出事故が発生しました。 作業員らは坑内で突然の高圧ガス噴出に襲われ、多数の安否不明者が発生しました。 事故対応として、坑道への注水作業が行われましたが、59名の作業員が取り残されている状態が続きました。 ガス突出は安全対策の脆弱さを露呈し、炭鉱業界全体で安全基準の見直しが急務となりました。 この事故は後の炭鉱安全管理の強化と法的規制を促す契機となりました。
1981年 北炭夕張新炭鉱ガス突出事故
2004年

新潟県中越地震発生。

新潟県中越地方でマグニチュード6.8の強い地震が発生した。
2004年10月23日未明、新潟県中越地方を震源とするマグニチュード6.8の地震が発生した。最大震度は6強を観測し、建物の倒壊や土砂崩れが各地で相次いだ。交通インフラにも大打撃を受け、上越新幹線や国道などが長期間にわたり運休・通行止めとなった。死者を含む多数の負傷者が発生し、約4万戸以上が停電や断水の被害に見舞われた。被災地では自衛隊や消防、地域住民による復旧支援活動が展開され、復興には数年を要した。
2004年 新潟県中越地震
2011年

トルコ東部地震: トルコ東部で、M7.2の地震が発生。

トルコ東部でマグニチュード7.2の大地震が発生し、大規模な被害が出た。
2011年10月23日、トルコ東部ヴァン県を震源とするマグニチュード7.2の地震が発生した。震源地付近では多数の建物が倒壊し、数百名の死傷者が報告された。被災地は厳しい冬季に近く、避難所や物資支援が急務となった。国内外の救援隊やNGOが救助・復旧活動にあたり、被災者支援に注力した。地震後も余震が続き、地域住民の不安は長期間にわたって続いた。
トルコ東部地震 トルコ M
2015年

ピュイスガン交通事故: フランス・ボルドー北東部のピュイスガンにて発生したバスと大型トラックの衝突事故。

フランス南西部で観光バスと大型トラックが衝突し、多数の乗客が犠牲となった痛ましい交通事故。
2015年10月23日、フランス南西部のジロンヌ県ピュイスガン近郊のD17号線で観光バスが対向の大型トラックと正面衝突しました。 バスにはスペインからの観光客が乗車しており、事故により43名が死亡、数十名が負傷しました。 現場は山間部の狭い道路で、悪天候の中、バスがセンターラインを越えたことが直接の原因とされています。 フランス政府は直ちに緊急対応チームを派遣し、事故原因の調査と遺族支援を行いました。 この事故はヨーロッパでも近年まれに見る大規模な道路交通事故として記憶されています。
2015年 ピュイスガン交通事故 フランス ボルドー ピュイスガン
2016年

宇都宮市連続爆発事件: 栃木県宇都宮市の宇都宮城址公園で2度爆発が発生。死者1名、負傷者3名。

栃木県宇都宮市の城址公園内で2度にわたり爆発が発生し、1人が死亡・3人が負傷した衝撃的な事件。
2016年10月23日、栃木県宇都宮市の宇都宮城址公園で午後に1度目の爆発が起こり、続いて数分後に2度目の爆発が発生しました。 事件により公園内を散策していた市民1名が死亡し、3名が負傷しました。 警察と消防は直ちに現場を封鎖し、原因究明のための調査を開始しました。 爆発物の種類や犯人像は最後まで特定されず、周辺住民には大きな不安を与えました。 この事件を契機に公園の防犯対策や監視カメラの増設が検討されました。
2016年 宇都宮市連続爆発事件 栃木県 宇都宮市 宇都宮城址公園
2022年

大韓航空631便がセブ空港でオーバーラン事故。

大韓航空631便がフィリピンのセブ空港着陸時に滑走路をオーバーランし、機体が損傷した事故。
2022年10月23日、大韓航空の国内線631便（仁川発セブ行き）が悪天候の中、セブ島のマクタン・セブ国際空港に着陸した際に滑走路を越えてオーバーランしました。 機体前部が滑走路外の草地に突入し、主脚や胴体に損傷が発生しましたが、乗客・乗員に死傷者は出ませんでした。 事故後、フィリピン当局と航空機メーカーが共同で調査を実施し、着陸速度や滑走路状況が検証されました。 結果は安全運航に向けた改善点として各航空会社に共有されました。
2022年 セブ空港 オーバーラン事故