1604年

ドミンゴ・バニェス

(1528 - 1604)

神学者

神学者
16世紀のスペインのドミニコ会神学者。トミズム(トマス主義)の教育と研究に大きく貢献した。
1528年、セビリアに生まれる。 ドミニコ会に入り神学を学ぶ。 サラマンカ大学の教授として活躍し、トミズムの研究を推進した。 宗教改革期のカトリック教会内部でグレースと自由意志をめぐる論争に関与した。 1603年から教皇アレクサンデル7世の神学顧問を務めた。 1604年10月22日に没し、その思想は後世の神学研究に影響を与えた。
1604年 ドミンゴ・バニェス 1528年