1967年

ソ連の金星探査機「ベネラ4号」が金星軌道に到達。降下カプセルが史上初めて金星の大気を観測した後、金星に着陸。

ソ連の探査機ベネラ4号が金星軌道に到達し、史上初めて金星大気の直接観測を行った。
1967年10月18日、ソ連は金星探査機ベネラ4号を金星軌道に投入しました。 降下カプセルは金星大気圏に突入し、気圧や温度、組成などを直接測定。 大気中の二酸化炭素や窒素の割合、高圧・高温環境を初めて明らかにしました。 データ送信は約90分間継続され、後に着陸に成功したとされます。 この成果は惑星科学の新たな章を開き、後続ミッションに大きな影響を与えました。
1967年 ベネラ4号
1989年

アメリカの木星探査機「ガリレオ」が打上げ。

NASAの木星探査機ガリレオが打ち上げられ、史上初めて木星周回軌道投入を目指した。
1989年10月18日、アメリカ航空宇宙局(NASA)は木星探査機ガリレオをスペースシャトル・アトランティスから打ち上げました。 ガリレオは大気探査プローブを搭載し、木星とその衛星を詳細に観測する目的を持っていました。 直接軌道投入ではなく、金星や地球を利用した重力アシスト方式で飛行。 1995年に木星周回軌道に到達し、多数の科学成果をもたらしました。 惑星科学の発展に大きく寄与した歴史的ミッションです。
木星 ガリレオ