1389年

ウルバヌス6世

(1318 - 1389)

第202代ローマ教皇

第202代ローマ教皇
14世紀の第202代ローマ教皇。西方教会大分裂のきっかけとなった。
ウルバヌス6世(1318-1389)は1378年に教皇に選出された。教皇選出後、教皇庁の改革を試みたが、厳格な態度が反発を招いた。 一部の枢機卿は反対派を選出し、クレメンス7世を擁立、西方教会大分裂(シスマ)の始まりとなった。 その結果、ローマ教皇庁とアヴィニョン教皇庁の二重権威が長年続くことになった。 彼の教皇在位中は教会改革の難しさと権威にまつわる対立が顕著となった。 1389年、在位11年で没し、分裂は彼の死後も継続した。
1389年 ウルバヌス6世 ローマ教皇 1318年