叙事詩人
叙事詩人
紀元前1世紀のローマを代表する叙事詩人。代表作「アエネーイス」で知られる。
紀元前70年に生まれ、古代ローマの詩人として活躍した。
彼は三大叙事詩の一つとされる「アエネーイス」を著し、
トロイア戦争後の英雄アエネアースの物語を壮大に表現。
また、牧歌集や農耕詩集も執筆し、自然や人間の営みを詩的に綴った。
その優美な文体と深い哲学性は後世の詩人や作家に大きな影響を与えた。
特にルネサンス期には再評価され、西欧文化の発展に寄与した。
紀元前70年
ウェルギリウス
紀元前19年
僧侶、日本天台宗第18代座主
僧侶
日本天台宗第18代座主
平安時代中期の天台宗の僧侶。医療や信仰により人々の厚い信頼を集めた。
912年に生まれ、比叡山延暦寺で修行を積んだ。
第18代座主として天台宗を指導し、護符や秘法を通じて癒しの力を広めた。
「元三大師」として庶民から親しまれ、後に慈恵大師と号された。
医療や社会福祉にも従事し、人々に救いの手を差し伸べた。
985年に没後も、その功績は多くの寺院で讃えられ続けている。
912年
9月3日
良源
天台宗
985年
物理学者
物理学者
イタリアの物理学者・数学者。水銀気圧計を発明し、大気圧の概念を確立した。
1608年にフェラーラ近郊で生まれ、ガリレオ・ガリレイの弟子として学んだ。
1643年には世界初の水銀気圧計を考案し、真空の存在と大気圧を実証。
トリチェリの定理として知られる流体力学の法則を提唱し、光学や偏微分方程式の研究にも貢献した。
1647年に没するまで、その研究は近代物理学の基礎を築いた。
1608年
エヴァンジェリスタ・トリチェリ
物理学者
1647年
第2代飯野藩主
第2代飯野藩主
江戸時代初期の大名。信濃飯野藩の第2代藩主として藩政を担った。
1616年に生まれ、幕府から信濃飯野藩主に任じられた。
父母の跡を受け、農業や治水事業を支援して領内の経済基盤を強化。
家臣団の統率や幕府への忠勤を通じて安定した統治を実現。
学問や文化の振興にも努め、藩校の設立を支援した。
1700年に没し、長寿を全うした。
1616年
元和
9月5日
保科正景
飯野藩主
1700年
第3代沼田藩主・初代田中藩主
第3代沼田藩主・初代田中藩主
江戸時代前期の大名。沼田藩・田中藩を治め、藩政安定に尽力した。
1681年に生まれ、父の死後に沼田藩の第三代藩主となった。
財政再建や農地開発に取り組み、安定した経済基盤を築いた。
後に田中藩初代藩主に移封され、新天地でも藩政改革を実施。
家臣団の統率や幕府との連携により藩の発展を支えた。
1735年に没し、その治績は後世にも評価されている。
1681年
延宝
9月4日
本多正矩
沼田藩主
田中藩主
1735年
第2代津山藩主
第2代津山藩主
江戸時代前期の大名。幼少で津山藩第2代藩主となるも短命に終わった。
1716年に生まれ、享保元年に第2代津山藩主に就任した。
幼少だったため家老らが藩政を補佐し、農業振興や治水など領内の基盤整備に着手したとされる。
しかし夭折し、1726年にわずか10歳で世を去った。
短い生涯ながら、その早逝は当時の藩政に大きな影響を与えた。
1716年
享保
9月1日
松平浅五郎
津山藩主
1726年
第7代長州藩主
第7代長州藩主
江戸時代中期の大名。長州藩第7代藩主として財政改革に取り組んだ。
1725年に生まれ、長州藩主家の家督を継承した。
財政難に直面した藩の再建を図り、検地や増産策を実施した。
藩校の充実や学問奨励にも力を入れ、文化振興を推進。
周辺諸藩との調整を通じて外交関係を安定させた。
彼の施策は後の長州藩の発展に大きな影響を与えた。
1789年に没し、地元ではその治績が今も語り継がれている。
1725年
9月10日
毛利重就
長州藩主
1789年
画家
画家
江戸時代後期の画家。南画や花鳥画を得意とした多彩な作風で知られる。
1763年に江戸で生まれ、南画を中心に絵の道を志した。
住友春翠や谷文一郎らの影響を受け、独自の画風を確立。
花鳥風月や山水を題材にした作品を多数制作。
京都や大坂にも出向き、各地の文化人と交流を深めた。
1841年に没するまで精力的に創作活動を続けた。
現存する作品は国内外の美術館で高く評価されている。
1763年
宝暦
9月9日
谷文晁
画家
1841年
探検家
探検家
イギリスの盲目の旅行家・探検家。視覚を失いながらも世界各地を巡った。
1768年に生まれ、海軍士官としての経験を積んだ。
病気で視力を失った後も旅を続け、「盲目旅行者」と称された。
ヨーロッパ、アジア、アフリカ、アメリカ大陸を詳細に記録し、多くの著作を残した。
『The Travels of Captain James Holman』などを刊行し、世界中の読者を魅了。
障害を跳ね返す強い意志と観察眼で高く評価され、1857年に没するまで旅行記を通じて人々に影響を与え続けた。
1768年
ジェームズ・ホルマン
探検家
1857年
軍人、アルジェリア総督
軍人
アルジェリア総督
フランスの軍人・元アルジェリア総督。ナポレオン戦争にも従軍した。
1784年に生まれ、若くしてナポレオン軍に入隊した。
スペイン戦争などで騎兵指揮官として多くの戦功を挙げた。
1840年にアルジェリア総督に任命され、植民地政策を主導。
征服作戦や行政制度の整備に関与し、フランス支配を強化。
その軍事的手腕が認められ、1848年に元帥に昇進。
1849年に没し、その功績は軍事史でも語り継がれている。
1784年
トマ・ロベール・ブジョー
アルジェリア
1849年
プロイセン王
プロイセン王
プロイセン王(在位1840~1861)。保守的な君主でありながら、芸術・建築保護に尽力した。
フリードリヒ・ヴィルヘルム4世は1795年にプロイセンで生まれた。
1840年に父フリードリヒ・ヴィルヘルム3世の跡を継ぎ王位に就いた。
強い権威主義を保ちつつも、芸術や建築の保護を推進しポツダムなどで壮麗な建築物を造営した。
1848年の三月革命では憲法制定を余儀なくされるも、保守的な立場を維持した。
晩年は健康を害し、1861年に没した。
1795年
フリードリヒ・ヴィルヘルム4世
プロイセン王
1861年
第10代仙台藩主
第10代仙台藩主
江戸時代後期の仙台藩第10代藩主。藩政改革を試みたが、若くして死去した。
1796年に仙台藩主の家に生まれ、幼くして第10代藩主となった。
財政再建や教育振興のために藩校整備や新田開発を推進した。
藩士の生活向上を図る政策を模索し、藩政改革に尽力。
1819年、24歳で夭折し、改革は途中で終わった。
短い治世ながらも藩の近代化に意欲を示した。
1796年
寛政
9月15日
伊達斉宗
仙台藩主
1819年