10月14日の命日 - 芸術家・音楽家

1568年

ジャック・アルカデルト

作曲家

ルネサンス期に活躍した作曲家で、マドリガルの発展に貢献しました。

16世紀初頭、フランス（またはフランドル）に生まれました。イタリアやローマで活動し、多くのマドリガルや宗教音楽を作曲しました。穏やかな旋律と調和を重んじる作風が特徴で、当時高い評価を受けました。出版された楽譜集は広く流通し、ヨーロッパ各地で影響を与えました。 1568年に逝去しましたが、後世の作曲家にも多大な影響を残しました。

1568年ジャック・アルカデルト作曲家 1504年

寛永16年9月18日

松花堂昭乗

(1582 - 1639)

僧侶

1582年生まれ。天台宗の僧侶であり、書画や茶道具の制作でも知られた文化人。1639年9月18日に没した。

1582年に近江国で誕生。大徳寺で修行し、天台宗の僧侶として活動する一方、書画や茶道具の制作で名声を博した。『松花堂式箱膳』を考案し、数寄屋建築や茶室の設計にも携わるなど多才を発揮。俳諧や詩文に親しみ、美意識に富んだ作品を残した。幕府や公家の庇護を受け、文化人として活躍した。寛永16年（1639年）9月18日に没した。

1639年寛永 9月18日松花堂昭乗僧侶 1582年

1669年

アントニオ・チェスティ

(1623 - 1669)

作曲家

1623年生まれ。イタリアのバロック作曲家としてオペラを中心に活躍し、『オロンテア』などで知られる。1669年に没した。

1623年にイタリア・パドヴァで生まれる。バロック音楽の作曲家として、特にオペラ作品で高い評価を受ける。代表作『オロンテア』や『アルミデ』はヨーロッパ各地で上演され、貴族や宮廷からの依頼が相次いだ。宗教音楽や室内楽にも取り組み、多彩な作品を残した。ウィーンやリンツで宮廷楽長を務めるなど国際的に活躍。1669年に没し、音楽史におけるバロック歌劇の発展に寄与した。

1669年アントニオ・チェスティ 1623年

1688年

ヨアヒム・フォン・ザンドラルト

(1606 - 1688)

画家

1606年生まれ。ドイツのバロック期画家・美術史家として『ドイツ・アカデミー』を著し影響を与えた。1688年に没した。

1606年にネルトリンゲンで誕生。肖像画や歴史画を手がけるバロック期の画家として活躍するとともに、絵画技法や芸術理論に精通。1675年には著書『ドイツ・アカデミー、北方諸国の画家たちの技法』を刊行し、多くの後進画家に貴重な資料を提供した。オランダをはじめ各地を巡り技法を吸収し、自らの工房で弟子を育成。1688年に没し、作品と著作は後世の美術研究に大きな影響を残した。

1688年ヨアヒム・フォン・ザンドラルト 1606年

1719年

アルノルト・ホウブラーケン

(1660 - 1719)

画家

1660年生まれ。オランダの画家・美術史家として著書『ネーデルラント画家大系』を著した。1719年に没した。

1660年にアムステルダム近郊で誕生。肖像画や風景画を手がける画家として活躍し、版画制作にも取り組む。1718年に刊行した『ネーデルラント画家大系』では多くの画家伝記を纏め、美術史研究に貴重な資料を提供した。作品と著作は後世のオランダ絵画史研究の基礎となり、多くの研究者に影響を与えた。1719年に没し、その功績は高く評価されている。

1719年アルノルト・ホウブラーケン 1660年

1771年

フランティシェク・クサヴェル・ブリクシ

(1732 - 1771)

作曲家

1732年生まれ。チェコ出身の古典派作曲家として宗教音楽やオラトリオを手がけた。1771年に急逝した。

1732年プラハで生まれる。父が大聖堂のオルガニストを務め、幼少期から音楽教育を受ける。1759年にプラハ聖ミクラーシュ教会の楽長に就任し、多くのミサ曲やモテットを作曲。オラトリオや室内楽にも取り組み、当時の音楽シーンに新風を吹き込む。弟子の育成にも注力し、後進に影響を与えた。1771年に急逝し、約39年の生涯で多彩な作品を残した。

1771年フランティシェク・クサヴェル・ブリクシ 1732年

1835年

マリア・トマサ・パラフォックス

(1780 - 1835)

画家

スペイン出身の女性画家。18世紀末から19世紀初頭にかけて肖像画や宗教画を手がけた。

1780年にスペインで生まれる。当時としては数少ない女性画家として活躍した。肖像画や宗教画を得意とし、貴族や聖職者からの依頼を受けた。残された作品は限られているが、柔らかな色彩と繊細な筆致で知られている。 1835年にその生涯を閉じた。

1835年マリア・トマサ・パラフォックススペイン語版 1780年

1857年

ヨハン・クリスチャン・ダール

(1788 - 1857)

画家

ノルウェー出身の風景画家。ロマン主義の巨匠フリードリヒに影響を受け、自然の劇的表現を追求した。

1788年にコペンハーゲンで生まれる。ドイツへ渡り、ロマン主義の巨匠カスパー・ダーヴィト・フリードリヒの弟子となる。ノルウェーの自然を題材にした風景画で知られ、劇的な光と影の表現を追求。ライプツィヒやドレスデンで宮廷画家を務めながら、後進の育成にも尽力。 1857年、ドイツで没し、その作品はノルウェーの国民的風景画として高く評価される。

1857年ヨハン・クリスチャン・ダール 1788年

1892年

ペーテル・ニコライ・アルボ

(1831 - 1892)

画家

ノルウェーの画家。歴史画や神話を題材とした幻想的な作品で知られる。

ペーテル・ニコライ・アルボは1831年にノルウェーで生まれた画家です。北欧の歴史や神話を題材に、壮麗で幻想的な風景画を制作しました。詩的な表現と緻密な描写を特徴とし、神話や英雄像を生き生きと描き出しました。ノルウェー美術の発展に貢献し、後進の芸術家にも影響を与えました。 1892年にその生涯を閉じましたが、今も作品は美術館などで鑑賞されています。

1892年ペーテル・ニコライ・アルボ 1831年

1910年

ジョルジュ・マティアス

(1826 - 1910)

ピアニスト、作曲家

ピアニスト作曲家

フランスのピアニスト・作曲家。ショパンに師事し、後進の演奏家育成に尽力した。

ジョルジュ・マティアスは1826年にパリで生まれたピアニスト兼作曲家です。幼少期より音楽の才能を示し、フレデリック・ショパンに師事しました。演奏家として高い評価を受ける一方で、パリ音楽院などで長年教鞭を執り、多くの弟子を育てました。作曲家としても作品を残し、19世紀フランス音楽界に貢献しました。 1910年に没し、フランスのピアノ演奏伝統の確立に寄与した功績は今も尊敬されています。

1910年ジョルジュ・マティアスピアニスト作曲家 1826年

1917年

ナサニエル・ホーン・ザ・ヤンガー

(1831 - 1917)

画家

アイルランドの画家。主に風景画を手がけ、自然の詩情を描いた。

ナサニエル・ホーン・ザ・ヤンガーは1831年にアイルランドで生まれた画家です。風景画を中心に制作し、柔らかな色彩と詩的な光の表現で知られます。田園風景や海辺の情景を描き、見る者に郷愁や静謐な美を感じさせました。アイルランド美術協会のメンバーとして活躍し、後進の風景画家にも影響を与えました。 1917年に亡くなりましたが、その作品は今もギャラリーや個人コレクションで高く評価されています。

1917年ナサニエル・ホーン・ザ・ヤンガー英語版 1831年

1934年

ミハイル・マチューシン

(1861 - 1934)

美術家、作曲家

美術家作曲家

ロシアの美術家・作曲家。前衛芸術と音楽理論を融合した先駆者。

ミハイル・マチューシンは1861年にロシアで生まれた芸術家兼作曲家です。 “ダイヤモンドのジャック”グループに参加し、アヴァンギャルド美術運動を推進しました。視覚芸術と音楽を結びつける理論を提唱し、“視覚音楽”の概念を発展させました。自身も作曲活動を行い、実験的な音楽作品を残しました。 1934年に没し、ロシア前衛芸術の発展に大きく寄与した人物として知られています。

1934年ミハイル・マチューシン美術家作曲家 1861年