オンシジウム (群雀蘭)
花言葉
- 一緒に踊って
- 遊び心
- 美しい瞳
- 可憐
- 清楚
- 気立てのよさ
特徴
説明
オンシジウムは中南米を中心に約400種が分布するラン科オンシジウム属の着生植物です。学名のOncidiumはギリシア語の「onkos(隆起)」に由来し、唇弁の基部にある隆起を指しています。黄色の花が最も多く、蝶が舞うような形状から「バタフライ・オーキッド」とも呼ばれます。樹上や岩上に着生し、バルブ(偽球茎)から長い花茎を伸ばして多数の花を総状に咲かせます。花色は黄色のほか、ピンク、赤、白、紫、茶色など多様で、複色のものもあります。生育が早く比較的栽培しやすいため、洋ランの入門種としても人気があります。切り花としても広く流通し、花持ちが良いのが特徴です。
豆知識
- 学名は1800年にスウェーデンの植物学者オロフ・スワルツによって命名された
- 英名「ダンシング・レディ」は花の形が踊る女性に似ていることから
- コスタリカの国花として制定されている
- 約400種が存在し、園芸品種を含めると数千品種に及ぶ
利用方法
観賞用
- 鉢植えでの観賞用栽培
- 切り花として花束やアレンジメント
- 温室での展示植物として利用
薬用
- 伝統的な薬用用途の記録は限定的
注意: 薬用としての確立された効能はありません。
食用
食用には適さない
その他
- 香水の原料として利用される品種もある
- 園芸療法での心理的効果
- コレクション対象としての価値
毒性
症状: 特に毒性は報告されていない