1715年

ニコラ・ド・マルブランシュ

(1638 - 1715)

哲学者

哲学者
17世紀フランスの合理主義哲学者。偶有論を提唱し、神の介入による因果関係を論じた。
1638年にパリで生まれる。 オラトリオ会に入会して神学と哲学を学び、1674年に『真理追究』を出版。 デカルトの二元論を受け継ぎつつ、魂と身体の相互作用を神の働きとして説明する偶有論を展開。 その理論はライプニッツらと論争を呼び、18世紀哲学に大きな影響を与えた。 1715年に没。
1715年 ニコラ・ド・マルブランシュ 哲学者 1638年
1882年

アルテュール・ド・ゴビノー

(1816 - 1882)

思想家

思想家
フランスの思想家・外交官。人種論を展開した理論家。
アルテュール・ド・ゴビノー(ジョゼフ・アルテュール・ド・ゴビノー)は1816年にフランスで生まれた。外交官としてペルシアやトルコに赴任し、現地文化を研究。『人種の不平等についての随想』を1853年に発表し、人種の優劣を論じる理論を展開した。彼の民族主義的な記述は影響力を持ったが、後に科学的根拠の欠如が批判された。1882年に没し、その思想は賛否両論を呼びながら議論を喚起した。
1882年 アルテュール・ド・ゴビノー 思想家 1816年
2012年

今道友信

(1922 - 2012)

美学者、中世哲学研究者、東京大学名誉教授

美学者 中世哲学研究者 東京大学名誉教授
日本の美学者・中世哲学研究者。東京大学名誉教授として学術界に貢献した。
1922年生まれ。専門は西洋中世哲学と美学で、日本における美の理論研究を牽引。東京大学で長年教鞭を執り、多数の論文や著作を発表した。優れた教育者として後進の育成にも尽力し、人文学の深淵を探求。日本の哲学界に大きな影響を残し続けた。2012年10月13日に逝去。
2012年 今道友信 美学者 中世哲学 東京大学 1922年