1654年
デン・ハーグの南に位置するデルフトで弾薬庫の火薬が爆発。市街の4分の1が破壊され、100人以上が死亡。
1654年10月12日、オランダのデルフトで弾薬庫が爆発し、市街地の約4分の1が破壊され、100人以上が死亡しました。
17世紀のオランダ共和国デルフト郊外にあった弾薬庫で大規模な火薬爆発が発生しました。爆風と火災で市街地の約25%が倒壊し、多数の建物が損壊しました。死者は100人以上、負傷者も多数にのぼったと伝えられます。爆発の原因は保管方法の不備や火花の引火が一因と考えられています。この惨事を契機にオランダ各地で火薬庫の安全基準が見直され、被災地は数年かけて復興作業が行われました。
1654年
デン・ハーグ
デルフト
1939年
栃木県日光町内で、東武日光線の下り電車が脱線して河原へ転落。死者18人、負傷者87人。
A Tobu Nikko Line passenger train derailed and plunged into a riverside embankment in Nikko, killing 18 and injuring 87.
On October 12, 1939, a down-bound Tobu Nikko Line train derailed near Nikko Town in Tochigi Prefecture and toppled onto a riverbank. The accident resulted in the deaths of 18 passengers and left 87 others with varying injuries. Investigations pointed to track misalignment caused by heavy rain as a probable factor. Emergency crews from the region responded to the scene, rescuing survivors amidst difficult terrain. The disaster prompted Tobu Railway to implement stricter maintenance checks and safety protocols. The incident remains one of the most severe rail accidents in the region's history and highlighted the need for improved flood control measures along mountainous railway routes.
1939年
栃木県
日光町
東武日光線
1979年
台風20号により沖ノ鳥島南東で870hPaを観測。海上における世界で最も低い中心気圧の台風。
1979年10月12日、台風20号が観測史上最も低い中心気圧870hPaを記録した日。
海上で観測された極めて強力な台風である。
1979年の台風20号(国際名:Shanshan)は、10月12日に日本最南端の島嶼である沖ノ鳥島の南東海上で中心気圧870hPaを観測し、海上で記録された台風として史上最低となった。
この猛烈な勢力は当時の気象記録を塗り替え、台風の強大さを改めて示す結果となった。
中心付近の最大風速は70m/s以上と推定され、近海の海域では高波が発生し警戒が呼びかけられた。
幸い沖ノ鳥島自体に人員は常駐しておらず人的被害は報告されなかったが、周辺海域を航行していた船舶には大きな脅威となった。
この記録は現在でも破られておらず、気象史に残る一大自然現象として知られている。
また、この記録は後の台風観測技術の発展やリスク評価に活かされ、台風研究の貴重なデータとなった。
台風20号
沖ノ鳥島
hPa
台風
1997年
大月駅列車衝突事故。JR中央線の大月駅構内で、特急列車と回送列車が衝突し脱線。
1997年10月12日、大月駅構内で特急列車と回送列車が衝突し脱線事故が発生した。
事故は1997年10月12日、JR中央線の大月駅構内で発生し、下り特急あずさ号と上り回送列車が衝突して双方が脱線した。
衝突原因は運転士の信号見落としと見られ、ブレーキ操作が間に合わなかったと推定されている。
脱線した車両はプラットホームに接触し、数人が軽傷を負ったほか、駅構内の施設も破損した。
この事故により中央線は一時運転を見合わせ、復旧作業と安全確認に数時間を要した。
以降、信号の自動制御強化や運転士の研修体制見直しが行われ、安全対策の改善が図られた。
1997年
大月駅列車衝突事故
中央線
大月駅
特急列車
回送列車
2016年
新座洞道火災事故発生。都心部56万戸の大規模停電。
2016年10月12日、新座洞道で火災が発生し、都心部を中心に約56万戸が停電しました。
埼玉県内のトンネル内で発生した火災により、高圧電線が損傷しました。
これにより東京都心を含む広範囲で大規模停電が発生し、鉄道や信号、オフィスビルに影響が出ました。
復旧には数時間を要し、交通機関の乱れや商業活動への影響が深刻でした。
原因調査では電線の老朽化や保守体制の課題が指摘され、安全対策の見直しが進められました。
現在ではトンネル内設備の更新や緊急対応マニュアルの強化が図られています。
2016年
新座洞道火災事故
停電
2019年
令和元年東日本台風(台風19号)による豪雨に際して12都県に大雨特別警報が発令される。
2019年10月12日、令和元年東日本台風(台風19号)の豪雨により、12都県に大雨特別警報が発令された。
令和元年東日本台風(台風19号)は、2019年10月に日本列島を襲った大型の台風です。
10月12日早朝から関東甲信、東北地方を中心に記録的な豪雨をもたらし、各地で河川の氾濫や土砂災害の危険性が高まりました。
気象庁は12都県に対し大雨特別警報を発令し、史上最大級の警戒レベルを示しました。
この警報の発令は台風による大雨での特別警報の中でも最大規模であり、多数の避難指示が出されました。
被害は甚大で、浸水や土砂崩れが各地で発生し、人的・物的被害が広範囲にわたりました。
その後の復旧・救助活動により徐々に平常が取り戻されました。
2019年
令和元年東日本台風
大雨特別警報