10月11日の命日 - 芸術家・音楽家

1778年

フランソワーズ・デュパルク

(1726 - 1778)

画家

18世紀フランスで活動した画家で、肖像画を得意とした。

1726年にフランスで生まれ、画業を開始。主に貴族や富裕層の肖像画や風俗画を手がけた。当時としては稀有な女性画家として認められた。パリのサロンに作品を出展した記録が残る。 1778年に没し、現存する作品は限られている。

1778年フランソワーズ・デュパルク英語版 1726年

1837年

サミュエル・ウェスレー

(1766 - 1837)

オルガニスト、作曲家

オルガニスト作曲家

イギリスのオルガニストで、教会音楽を中心に作曲を行った音楽家。

1766年にロンドンで生まれる。ウェスレー家の音楽一家に育ち、幼少期より音楽教育を受けた。セントポール大聖堂などでオルガニストを務める。教会音楽や賛美歌を多数作曲し、宗教儀式を彩った。息子サミュエル・セバスチャン・ウェスレーも著名な作曲家となる。 1837年に没し、一族の音楽的伝統を支えた。

1837年サミュエル・ウェスレー 1766年

1896年

アントン・ブルックナー

(1824 - 1896)

作曲家

オーストリアの作曲家。壮大な交響曲と宗教音楽を遺し、後期ロマン派の代表格として知られる。

1824年にオーストリアで生まれ、オルガニストとしてのキャリアを積む傍ら作曲活動を開始。壮大かつ深遠な交響曲を9曲残し、後期ロマン派音楽の重要な作曲家とされる。特に独自のハーモニーと壮大な構築美を持つ作品群は、多くの後進に影響を与えた。ミサ曲や宗教曲も手掛け、教会音楽でも高い評価を獲得。 1896年にウィーンで没し、その革新的な音楽は今日も世界中で演奏され続けている。

1896年アントン・ブルックナー作曲家 1824年

1897年

レオン・ボエルマン

(1862 - 1897)

作曲家

フランスの作曲家・オルガニスト。『ゴシック組曲』で知られ、情感豊かな旋律が特色。

1862年にフランスで生まれ、オルガニストとして教会音楽に携わる。師事したセザール・フランクの影響を受け、独自の作曲スタイルを確立。代表作『ゴシック組曲』のトッカータは、現在もオルガンレパートリーの定番となっている。短い生涯ながら作品数は多くないが、その質の高さと情感豊かな旋律が高く評価される。 1897年に35歳の若さで没し、その才能は惜しまれつつ忘れられない。

1897年レオン・ボエルマン 1862年

1942年

レオニード・ニコラーエフ

(1878 - 1942)

ピアニスト、作曲家

ピアニスト作曲家

ロシアのピアニスト・作曲家。後進の指導者としても知られる。

レオニード・ニコラーエフ（1878-1942）はロシアの著名なピアニスト・作曲家である。サンクトペテルブルク音楽院で学んだ後、演奏家として活躍するとともに教鞭を執った。ドミートリイ・ショスタコーヴィチら多くの作曲家を弟子に持ち、教育者としても高い評価を受けた。作曲面ではピアノ小品や声楽作品を手掛け、ロマン派から近現代への橋渡し的役割を果たした。演奏家・教育者としての業績はソ連音楽界に深い影響を残している。

1942年レオニード・ニコラーエフピアニスト 1878年

1948年

岡本一平

(1886 - 1948)

漫画家

日本の漫画家・イラストレーター。政治風刺画で知られる。

岡本一平（1886-1948）は明治から昭和期に活躍した漫画家・イラストレーターである。新聞や雑誌で風刺漫画を多数発表し、政治や社会問題をユーモラスに描いた。代表作に風刺挿絵があり、その画風は後の漫画文化に大きな影響を与えた。また、芸術家岡本太郎の父としても知られ、芸術一家の礎を築いた。教育活動や後進の指導にも力を注ぎ、日本の漫画・イラスト界に寄与した。

1948年岡本一平漫画家 1886年

1958年

モーリス・ド・ヴラマンク

(1876 - 1958)

画家

フランスの画家。フォーヴィスムを代表する一人。

モーリス・ド・ヴラマンク（1876-1958）はフランスの画家で、フォーヴィスム運動の主要メンバーの一人である。ヘンリー・マティスやアンドレ・ドランと共に大胆な色彩と強い筆致を用いた作品を制作した。 1905年のサロン・ドートンヌで注目を集め、以降も風景画や静物画で独自の画風を展開した。戦後は比較的抑制の効いた作風に移行し、多彩な画集や展覧会を通じて影響力を維持した。ヴラマンクの色彩感覚と表現力は後世の画家にも大きな刺激を与えた。

1958年モーリス・ド・ヴラマンク画家 1876年

1959年

小田島樹人

(1885 - 1959)

作曲家

1959年小田島樹人 1885年

1963年

エディット・ピアフ

(1915 - 1963)

歌手

フランスを代表するシャンソン歌手。『愛の讃歌』『バラ色の人生』などの名曲で知られる。

エディット・ピアフ（1915-1963）はフランス出身のシャンソン歌手で、その情熱的な歌声と表現力で世界的に人気を博しました。幼少期からストリートで歌い始め、パリのキャバレーで注目を集めました。代表曲『バラ色の人生』や『愛の讃歌』は今なお多くの歌手にカバーされるスタンダードとなっています。劇的な生涯と浪漫あふれる歌詞は多くの人の心を捉え、フランス音楽文化の象徴となりました。晩年は健康を害しながらも精力的に活動を続け、1963年に62歳で亡くなりました。その影響は後進のシャンソン歌手やポップスにまで及んでいます。

1963年エディット・ピアフ歌手 1915年

1965年

ドロシア・ラング

(1895 - 1965)

写真家

アメリカの写真家。大恐慌時代に社会的弱者の姿を記録し、ドキュメンタリー写真の先駆者として知られる。

ドロシア・ラングは1895年ニュージャージー州ホーボーケンで生まれたアメリカの写真家です。彼女は大恐慌時代の貧困や移民の生活を記録することで知られ、代表作『移民の母』は貧困層の苦境を象徴する名作として評価され続けています。1935年からは連邦緊急救済局（FSA）の仕事で広範なフィールドワークを行い、政府の支援事業を視覚的に伝えました。戦後は自らのスタジオを開設し、ポートレートやファッション写真も手がけました。写真を通じて社会正義や女性の視点を訴え、ドキュメンタリー写真の発展に大きな影響を与えました。遺された作品は現在も多くの展覧会や書籍で紹介され続けています。

1965年ドロシア・ラング 1895年

1967年

スタンレー・モリソン

(1889 - 1967)

書体デザイナー、実業家

書体デザイナー実業家

イギリスの書体デザイナー・印刷史家。Times New Romanをはじめ多くの活字書体を手がけた。

スタンレー・モリソンは1889年にイギリスで生まれ、ケンブリッジ大学で学んだ書体デザイナー兼印刷史家です。1923年にモノタイプ社に加わり、1931年には『タイムズ』紙のためにTimes New Roman書体を設計・提案しました。この書体は高い可読性と美しいデザインで評価され、20世紀を代表する活字書体となりました。著作家としても『A Tally of Types』『Printing and the Mind of Man』など印刷史に関する著書を多数執筆し、学術界にも寄与しました。モリソンの活動は活字技術の発展に大きな影響を与え、今日のデジタルタイポグラフィにもその精神が受け継がれています。

1967年スタンレー・モリソン 1889年

1968年

ヘルマン・アルバレス・ベイグベデル

(1882 - 1968)

作曲家

1968年ヘルマン・アルバレス・ベイグベデル 1882年