2003年
日本産の最後のトキ・キンが死に、日本産のトキが絶滅。
最後の日本産トキであるキンの死去により、日本産トキは絶滅しました。
2003年10月10日、日本産のトキとして知られる雌のキンが死去し、国内のトキが絶滅しました。
トキはかつて全国の湿地や河川沿いに生息していましたが、生息地破壊や農薬汚染で個体数が激減しました。
最終生息地だった新潟県佐渡島での保護活動も飼育個体の繁殖は難航しました。
キンの死去を受け、中国での人工繁殖計画が本格化し、2008年以降の再導入プロジェクトにつながりました。
再野生化では中国で生まれたヒナを佐渡へ里帰りさせる取り組みが進められています。
トキ復活への努力は生物多様性保全の象徴として国内外から注目されています。
2003年
トキ
キン