10月10日の命日 - 政治家・指導者

大化元年9月12日

古人大兄皇子

飛鳥時代の皇族

飛鳥時代の皇族で、権力抗争の中で暗殺された人物。

古人大兄皇子は飛鳥時代の皇族で、蘇我氏と皇権を巡る政争に巻き込まれました。645年、大化改新を目前に控えた朝廷内の緊張が高まる中、何者かによって暗殺されました。彼の死は当時の政治情勢を揺るがし、大化改新の発端とも言われます。皇族としての身分と権力を持ちながらも、激しい権力闘争に翻弄された悲劇の人物です。現在も研究者の間でその死因や背後関係が議論されています。

645年大化 9月12日古人大兄皇子飛鳥時代皇族

享保16年9月10日

松平正容

(1669 - 1731)

第3代会津藩主

江戸時代中期の会津藩第3代藩主。幕府の要職を歴任し、藩政改革に努めた。

1669年に生まれる。 1681年、第2代藩主の死去により12歳で会津藩主を継承。藩財政の立て直しを図り、殖産興業や農村整備に力を入れた。幕府の老中や寺社奉行など要職を歴任し、幕政にも寄与。学問奨励の藩校・日新館の整備を推進した。晩年には藩内の法度や制度の整備に注力。 1731年に家督を譲り、同年に没した。

1731年享保 9月10日松平正容会津藩主 1669年

文化13年閏8月19日

徳川治紀

(1773 - 1816)

常陸国水戸藩の第7代藩主

江戸時代後期の水戸藩第7代藩主。藩政改革や学問振興に尽力した。

1773年に水戸藩主家の一門に生まれる。 1805年、藩主を継承し藩財政の立て直しに着手。海防や西洋技術の導入に関心を示し、藩校で洋学を奨励。農業振興や治水事業を推進し住民生活の安定化を図った。幕府との関係を重視し、譜代大名としての役割を果たす。 1816年、43歳で没する。

1816年文化閏 8月19日徳川治紀常陸国水戸藩 1773年

1872年

ウィリアム・スワード

(1801 - 1872)

アメリカ合衆国国務長官

アメリカ合衆国の政治家。リンカーン・ジョンソン両大統領の下で国務長官を務め、アラスカ買収を指導した。

ウィリアム・スワードは1801年にニューヨーク州で生まれました。奴隷制廃止を強く支持し、1830年代から急進的な政治活動に参加しました。 1861年にエイブラハム・リンカーン政権で国務長官に就任し、南北戦争中の対外政策を指導しました。 1867年にはアラスカ買収を主導し、当初は「愚かな買い物」と批判されたものの豊富な資源が評価されました。戦後も国務長官を続け、アメリカ外交の基盤を築くことに貢献しました。 1872年に死去するまで、アメリカ外交史に重要な足跡を残しました。

1872年ウィリアム・スワードアメリカ合衆国国務長官 1801年

1913年

桂太郎

(1848 - 1913)

第11・13・15代内閣総理大臣、台湾協会学校創立者

第11・13・15代内閣総理大臣台湾協会学校創立者

日本の政治家。三度内閣総理大臣を務め、外交巧者として知られます。

桂太郎は1848年に長州藩（現在の山口県）で生まれ、明治維新後の政治家として頭角を現しました。内閣総理大臣を第11・13・15代と三度にわたり務め、安定した政権運営を行いました。日露戦争後の講和交渉や近代国家体制の整備に大きく貢献しました。台湾協会学校を創立し、海外進出を支える教育にも力を注ぎました。軍事と外交に精通し、「外交の桂」と称される外交巧者でした。 1913年に死去し、明治から大正期への橋渡し役を果たした政治家として評価されています。

桂太郎内閣総理大臣拓殖大学 1848年

1914年

カロル1世

(1839 - 1914)

ルーマニア王

ルーマニア初代国王。近代ルーマニア建国と独立を導いた君主です。

カロル1世は1839年にプロイセン系貴族の家系に生まれました。 1866年にルーマニア公国の君主に迎えられ、1881年に初代国王に即位しました。彼の統治下でオスマン帝国からの独立を達成し、近代国家の基礎を築きました。インフラ整備や教育制度の導入を推進し、経済発展に寄与しました。バルカン戦争期にも重要な役割を果たし、地域の安定に貢献しました。 1914年に死去するまで、ルーマニアの近代化を主導した象徴的な存在でした。

1914年カロル1世ルーマニア 1839年

1932年

李奉昌

(1900 - 1932)

朝鮮独立運動家

昭和初期に皇宮暗殺未遂事件を起こした朝鮮の独立運動家。

李奉昌（1900-1932）は朝鮮の独立運動家である。 1932年、東京で昭和天皇の巡幸列車を狙った暗殺未遂事件を起こした。逮捕・裁判後、軍事刑務所で処刑された。彼の行動は朝鮮独立運動に大きな衝撃を与え、後世に勇気の象徴として語り継がれる。記憶を称え、韓国では彼の遺志を継ぐ記念行事が行われている。

1932年李奉昌 1900年

1948年

勝田主計

(1869 - 1948)

大蔵大臣、文部大臣

大蔵大臣文部大臣

大正・昭和期に財政や教育行政を担い、内閣で要職を歴任した政治家。

勝田主計は明治2年（1869年）に生まれ、帝国大学を卒業後、官僚としてキャリアを開始した。大正期には大蔵大臣として国家財政の運営に携わり、金本位制問題などに取り組んだ。昭和期には文部大臣となり、教育制度の近代化や学校制度の改革を推進した。政府内で論理的な姿勢と緻密な行政手腕が評価され、複数の内閣で閣僚を務めた。 1948年に逝去するまで、公共政策の分野で長年にわたり中心的な役割を果たした。

1948年勝田主計大蔵大臣文部大臣 1869年

1965年

岡崎勝男

(1897 - 1965)

政治家、外交官、第6代内閣官房長官、第72 74代外務大臣

政治家外交官第6代内閣官房長官第72 74代外務大臣

戦後日本の外交と行政を担った政治家・外交官。内閣官房長官や外務大臣を歴任。

岡崎勝男は1897年に生まれ、東京帝国大学法学部を卒業後、外務省に入省した。戦後復興期には官房長官として政権運営を支え、行政改革に携わった。外交官としてヨーロッパやアジアの各国に赴任し、日本の国際関係構築に努めた。第72代および第74代外務大臣として対外関係の強化や国際協力を推進した。 1965年に逝去するまで、戦後日本の外交政策に大きな足跡を残した。

1965年岡崎勝男内閣官房長官外務大臣 1897年

1970年

エドゥアール・ダラディエ

(1884 - 1970)

政治家、フランス首相

政治家フランス首相

フランスの政治家で、首相を複数回務めた人物。

1884年に生まれ、フランスの政治家として長年活躍した。複数期にわたって首相を務め、内政・外交の調整に携わった。失業問題や植民地政策など難題に取り組み、戦間期から第二次世界大戦前後のフランス政治を担った。

1970年エドゥアール・ダラディエフランス首相 1884年

1970年

アダム・ラパツキ

(1909 - 1970)

ポーランド外相

ポーランドの政治家で、外相を務めた。

1909年に生まれ、冷戦期のポーランド外交を主導した。外相として東西関係の緊張緩和に取り組み、ヨーロッパの安全保障問題に貢献した。国際会議に積極的に参加し、ポーランドの外交的地位向上を図った。

アダム・ラパツキポーランド 1909年

1978年

ラルフ・メトカーフ

(1910 - 1978)

陸上競技選手、政治家

陸上競技選手政治家

アメリカの陸上選手で、その後政治家として活躍。

1910年に誕生し、オリンピックでメダルを獲得したトップアスリートだった。その後、政治の世界に転身し、イリノイ州選出の連邦下院議員を務めた。スポーツ出身者ならではのリーダーシップと情熱で公共政策にも取り組んだ。

1978年ラルフ・メトカーフ陸上競技政治家 1910年