10月08日の命日 - 政治家・指導者

建仁3年9月2日

一幡

(1198 - 1203)

鎌倉幕府第2代征夷大将軍源頼家の嫡男

源頼家の嫡男として生まれた一幡。 5歳にして権力闘争の犠牲となった幼君。

一幡（1198-1203）は鎌倉幕府第2代征夷大将軍・源頼家の長男である。生まれながらにして将軍家の跡継ぎと目されたものの、幼少期は政略と陰謀に巻き込まれた。比企能員を中心とした比企氏の権勢が問題視され、建仁3年（1203年）の比企氏の変で一幡も討たれたとされる。当時5歳という幼さにして凄惨な最期を迎え、その生涯は史書に断片的に記録されるのみである。一幡の死は幕府内の権力構造を一変させ、北条氏の台頭を決定づける結果となった。

一幡征夷大将軍源頼家 1198年

文保元年9月3日

伏見天皇

(1265 - 1317)

第92代天皇

鎌倉時代中期に即位した第92代天皇、伏見天皇。院政と幕府の板挟みに苦しんだ人物。

伏見天皇（1265-1317）は鎌倉時代中期の第92代天皇。父は後嵯峨天皇、兄弟には後深草天皇などがいる。 1287年（弘安10年）に即位し、在位中は幕府との関係調整に努めた。 1298年（永仁6年）に譲位し、法皇として政治的影響力を保持した。詩歌や典籍の収集に熱心で、文化面での後援を行った。 1317年（文保元年）に没し、法名は仏徳院と称せられる。

1317年文保 9月3日伏見天皇天皇 1265年

1656年

ヨハン・ゲオルク1世

(1585 - 1656)

ザクセン選帝侯

三十年戦争期のザクセン選帝侯、ヨハン・ゲオルク1世。戦略的同盟で領土を守った君主。

ヨハン・ゲオルク1世（1585-1656）は神聖ローマ帝国のザクセン選帝侯。 1615年に選帝侯位を継承し、三十年戦争期の複雑な同盟を操縦した。初めはプロテスタント同盟に参加したが、後に皇帝軍と休戦協定を結んだ。内政では学術・芸術を奨励し、ドレスデンを文化都市へと発展させた。晩年は長期統治で地域の安定を図り、ザクセンの地位を確立した。

1656年ヨハン・ゲオルク1世ザクセン選帝侯 1585年

雍正13年8月23日

雍正帝

(1678 - 1735)

清第5代皇帝

清朝の第5代皇帝、雍正帝。厳格な統治で皇権を強化した。

雍正帝（1678-1735）は清朝第5代皇帝（在位1722-1735）。康熙帝の次男として生まれ、皇位継承争いを制して即位した。在位中は財政改革を推進し、摠斂法などの裁量税制度を整備した。官僚機構を刷新し、腐敗撲滅と行政効率化に努めた。宗教政策ではチベット仏教やイスラム教を寛容に扱い、国内統治を安定させた。

1735年雍正 8月23日雍正帝清皇帝 1678年

1793年

ジョン・ハンコック

(1737 - 1793)

大陸会議議長

アメリカ独立戦争期の政治家。第二次大陸会議議長を務め、独立宣言への署名で知られる。

ジョン・ハンコック（1737-1793）はアメリカの政治家で、第二次大陸会議の議長を務めました。彼は独立宣言の最初の署名者として、その大きな筆跡で特に有名です。マサチューセッツ州ボストン出身の裕福な商人でもあり、資金援助と政治的リーダーシップを提供しました。独立戦争中には民兵隊の隊長としても活動し、地域社会で高い支持を受けました。後にマサチューセッツ州知事に選出され、州政にも影響を与えました。アメリカ合衆国建国期を象徴する人物の一人とされています。

1793年ジョン・ハンコック大陸会議 1737年

1869年

フランクリン・ピアース

(1804 - 1869)

政治家、第14代アメリカ合衆国大統領

政治家第14代アメリカ合衆国大統領

第14代アメリカ合衆国大統領。民主党所属の政治家。

フランクリン・ピアースは1804年にニューハンプシャー州で生まれ、若くして政治の道に入った。メキシコ戦争では志願兵として従軍し、軍歴が政治的基盤となった。1853年に大統領に就任し、カンザス・ネブラスカ法を成立させて奴隷制問題を巡る議論を激化させた。在任中は国内の分断が深まり、評価は分かれる。退任後は政治的影響力を失い、1869年に故郷で没した。

1869年フランクリン・ピアース政治家アメリカ合衆国大統領 1804年

1895年

閔妃

(1851 - 1895)

李氏朝鮮第26代王・高宗の妃

李氏朝鮮第26代国王高宗の妃。政治的影響力を持った王妃。

閔妃（明成皇后）は1851年に生まれ、後に高宗の妃として即位した。朝鮮王室の実権を握り、親ロシア派として日本の影響力を警戒した。西洋式の近代化を推進し、国内改革を試みたが、日本との対立を深めた。1895年に日本の工作員によって暗殺され、その死は日韓関係に大きな衝撃を与えた。韓国近代史において象徴的な存在とされている。

1895年閔妃 1851年

1944年

ウェンデル・L・ウィルキー

(1891 - 1944)

政治家、アメリカ合衆国大統領候補者

政治家アメリカ合衆国大統領候補者

アメリカの法律家・政治家で、1940年大統領選の共和党候補。

ウェンデル・L・ウィルキーは1891年にアメリカで生まれた。企業弁護士として成功を収めた後、1940年に共和党の大統領候補に選出された。選挙戦では国際主義を掲げ、フランクリン・ルーズベルト現職大統領に挑んだ。選挙では敗北したものの、戦時中の国際協力を訴える発言は高く評価された。1944年に心臓発作で逝去した。

1944年ウェンデル・L・ウィルキー 1891年

1954年

松本烝治

(1877 - 1954)

法学者、商工大臣

法学者商工大臣

日本の法学者・政治家。商工大臣を歴任。

松本烝治は1877年に生まれ、東京帝国大学で法学を学んだ。法学者として企業法や商業法の研究を行い、官僚としても活躍した。政界では商工大臣として企業支援や産業振興策を推進し、法整備に貢献した。学界と政界の橋渡し役として評価され、1954年に逝去した。

1954年松本烝治法学者商工大臣 1877年

1958年

由谷義治

(1888 - 1958)

政治家

昭和期に活動した日本の政治家。

由谷義治は1888年に生まれ、1958年10月8日に亡くなった。昭和期に政治家として活動し、国政や地方政治に関与したとされる。詳細な記録は限られているものの、当時の政治状況を支えた人物の一人です。

1958年由谷義治政治家 1888年

1967年

クレメント・アトリー

(1883 - 1967)

政治家、イギリス首相

政治家イギリス首相

戦後に英国首相を務めた労働党の指導者。

クレメント・リチャード・アトリーは1883年に生まれ、1945年から1951年まで英国首相を務めた。国民保健サービス（NHS）の創設や鉄道・電力などの国有化を推進し、福祉国家の基盤を築いた。第二次世界大戦後の復興期に指導力を発揮し、社会改革を先導した。 1967年10月8日に亡くなり、その政治的遺産は今も評価されている。

1967年クレメント・アトリーイギリス首相 1883年

1981年

永野嚴雄

(1918 - 1981)

弁護士、政治家、第5 7代広島県知事

弁護士政治家第5 7代広島県知事

弁護士から広島県知事に転身した政治家。

永野嚴雄は1918年に生まれ、弁護士として法律実務に携わった後、政治の道へ進みました。広島県知事（第5・7代）として県政を統括し、地域復興や産業振興に尽力しました。法律家の視点を生かした行政運営で評価を得ました。1981年に逝去しました。

1981年永野嚴雄広島県知事 1918年