宝暦7年8月25日

柄井川柳が「川柳評万句合」を初めて開催。川柳の発祥の日。

江戸時代の俳人・柄井川柳が川柳評万句合を初開催し、川柳文化が広まった日です。
1757年10月7日(宝暦7年8月25日)、柄井川柳が江戸で川柳評万句合を主催しました。 これは川柳を詠む者が万句の優劣を競い合う会であり、川柳という文芸ジャンルの礎となりました。 川柳は滑稽や風刺を交えた自由な詠み物であり、庶民にも親しまれる文芸として定着しました。 この日をもって川柳の発祥日とする説があり、以降各地で川柳会が開催されるようになります。 近世日本の文化・芸術の多様化を象徴する重要な出来事です。
1757年 宝暦 8月25日 柄井川柳 川柳
1879年

文部省内に音楽教育を担当する音楽取調掛(後の東京音楽学校、現 東京芸術大学)設立。

1879年、文部省に音楽教育を担当する音楽取調掛が設置され、後の東京音楽学校(現東京芸術大学)の前身が誕生しました。
1879年10月7日、当時の文部省内に音楽教育を専門に扱う「音楽取調掛」が新設されました。 この組織は西洋音楽の体系的な教育を目的としており、音楽教師の養成や教材の研究を担いました。 その後明治政府の教育制度改革に伴い、1887年に東京音楽学校として独立・発足します。 東京音楽学校は日本で初の音楽専門学校となり、多くの演奏家や作曲家を輩出しました。 現在は東京芸術大学音楽学部としてその伝統が受け継がれています。
文部省 東京芸術大学
2018年

サザビーズに出品された覆面画家バンクシーの絵画、「赤い風船に手を伸ばす少女」が約1億5千万円で落札された直後、本人が額縁に仕込んだシュレッダーによってその場で裁断された。

バンクシーの絵画が落札直後に会場でシュレッダー裁断されるパフォーマンスが話題に。
2018年10月7日、ロンドンのサザビーズでオークションにかけられたバンクシーの作品『赤い風船に手を伸ばす少女』が約1億5千万円で落札された。 落札の瞬間、額縁内に仕組まれたシュレッダーが作動し、キャンバスが細断されるパフォーマンスが行われた。 この仕掛けはバンクシー自身によるもので、アートの価値や商業主義に対する皮肉と解釈された。 会場やメディアには当事者不在のまま映像が拡散し、世界中で大きな議論を巻き起こした。 後に作品は『シュレッデッド・ガール』として再評価され、美術界におけるアートと商業の関係性を問う象徴的事件となった。
2018年 サザビーズ 覆面 バンクシー