1954年

日本、コロンボ・プランに参加。アジア諸国への経済支援を開始。

日本がコロンボ・プランに参加し、アジア諸国への経済支援を開始しました。
1954年10月6日、日本政府はコロンボ・プランに正式加盟し、対アジア経済援助をスタートしました。 コロンボ・プランは戦後復興を遂げた諸国が技術援助を通じてアジアの発展を支援する国際枠組みです。 日本はインドやパキスタンなど加盟国に技術者派遣や資金援助を行い、実務協力を進めました。 これにより日本の国際的地位向上と経済協力の道が開かれる転機となりました。 その後のODA(政府開発援助)拡大の基礎を築く重要な一歩でした。
1954年 コロンボ・プラン
1973年

第四次中東戦争勃発。第一オイルショックを引き起こす。

第四次中東戦争が勃発し、世界的な第1次オイルショックが発生した日です。
1973年10月6日、エジプトとシリアがイスラエルに対して奇襲攻撃を開始し、第四次中東戦争(ヨム・キプール戦争)が勃発しました。 この戦争は石油輸出国機構(OPEC)による石油禁輸措置を招き、世界的な第1次オイルショックを引き起こしました。 中東地域の地政学的緊張が一気に高まり、エネルギー資源の重要性が再認識されました。 西側諸国では燃料不足と価格高騰が社会・経済に大きな影響を及ぼしました。 和平交渉は米ソ両大国の仲介で行われ、その後の中東和平プロセスにも影響を与えました。
1973年 第四次中東戦争 第一オイルショック
2018年

築地市場が閉場。同年10月11日、卸売市場は豊洲に移転した。

築地市場が2018年10月6日に閉場し、卸売市場は翌週豊洲へ移転しました。
1935年に開場した築地市場は東京の台所として長年親しまれてきましたが、施設老朽化や衛生面の課題から閉場が決定されました。 2018年10月6日に場内市場が閉鎖され、一般客向け施設の営業も終了しました。 卸売市場は同年10月11日に江東区豊洲の新市場へ完全移転しました。 新市場は最新の衛生管理・物流設備を備え、安全性と効率を大幅に向上させています。 築地の魚河岸文化を継承しつつ、新たな街づくりと観光振興が期待されています。
2018年 築地市場 10月11日 豊洲