達磨忌
国・地域:
日本
中国禅宗の開祖で、インド人仏教僧の達磨大師(菩提達磨)は、永安元年10月5日(528年11月2日)に150歳で遷化。少林寺の壁に向かって9年間座禅を組み、ついに悟りを開いたという達磨大師の教えは、その後、曹洞、臨済、潙仰、雲門、法眼の五家に発展し、さらに臨済宗から楊岐、黄龍の二派が分派して五家七宗として展開された。この日、禅宗寺院では、達磨大師の遺徳を偲ぶ報恩の法要が厳修される。
禅宗の開祖・達磨大師の遷化を偲び、その教えをたたえる法要が行われる日です。
達磨大師(菩提達磨)は中国禅宗の開祖とされ、永安元年10月5日(528年11月2日)に150歳で遷化したと伝えられます。
少林寺の壁に向かい9年間座禅を組み、悟りを開いた逸話は禅の象徴として知られています。
彼の教えは五家七宗に発展し、曹洞・臨済など各流派の基礎となりました。
達磨忌では禅宗寺院で報恩の法要が行われ、僧侶や信徒が遺徳を偲び座禅や勤行を捧げます。
参拝者は達磨像に灯明を供え、修行の決意を新たにする機会としています。
日本
達磨大師
528年
11月2日