1973年

ミュンヘンで欧州特許付与に関する条約が締結。

ミュンヘンで欧州特許条約(EPC)が締結され、欧州特許制度の基盤が形成された。
1973年10月5日、ドイツ・ミュンヘンにおいて欧州特許付与に関する条約(EPC:European Patent Convention)が締結された。 条約は1977年に発効し、欧州特許庁(EPO)を設立することで単一の特許審査と権利付与を実現。 加盟国の特許申請手続きが統一され、研究開発や企業活動の国際化を促進した。 現在では40以上の締約国がEPCに参加し、欧州全域をカバーする特許制度として機能している。 知的財産権の保護強化や技術革新の促進に貢献した画期的な国際条約である。
1973年 ミュンヘン 欧州特許付与に関する条約