1970年
六甲トンネルが貫通。
1970年10月2日、六甲山地を貫く鉄道トンネルが貫通し、関西圏の鉄道ネットワークが強化された。
1970年10月2日、兵庫県の六甲山地を横断する六甲トンネルの掘削作業が完了し、貫通した。このトンネルは鉄道輸送の短絡ルートとして計画され、建設期間は約数年にわたった。掘削にはシールド工法や爆破工法が併用され、難工事として知られた箇所も含まれていた。完成により大阪・神戸間の鉄道所要時間が短縮され、貨物輸送の効率化にも寄与した。交通インフラの整備は関西経済圏の発展を支える重要プロジェクトの一つだった。
1970年
六甲トンネル
1972年
白新線・羽越本線全線と奥羽本線秋田駅 青森駅間の電化が完成し、米原駅(滋賀県) 青森駅間の日本海縦貫線の全線電化が完了。
1972年10月2日、日本海縦貫線の全線電化が完成し、秋田から青森、米原から青森まで直通電車運転が可能となった。
1972年10月2日、白新線・羽越本線全線および奥羽本線の秋田駅~青森駅間の電化工事が完了した。これにより、米原駅(滋賀県)から青森駅まで日本海縦貫線の全線電化が実現し、直通電車の運行が可能となった。電化は複数の区間で進められ、架線設置や変電所建設など大規模工事が行われた。電化の完了は高速化や運行頻度の向上に寄与し、旅客輸送の利便性を大きく改善した。地域経済への波及効果も大きく、冬季豪雪地帯での安定輸送にも貢献した。
1972年
白新線
羽越本線
奥羽本線
秋田駅
青森駅
電化
米原駅
滋賀県
日本海縦貫線
1978年
紀勢本線新宮駅 和歌山駅間の電化完成。同時に「ゴーサントオ」と呼ばれる国鉄のダイヤ改正が行われる。
紀勢本線新宮駅~和歌山駅間が電化され、利便性が向上しました。同時に国鉄の大規模ダイヤ改正「ゴーサントオ」が実施されました。
紀勢本線の新宮駅から和歌山駅までが電化され、これまでの気動車から電車運行へ移行しました。
電化により速度向上と定時性が確保され、乗客の利便性が大幅に改善されました。
同日に実施された「ゴーサントオ」と呼ばれるダイヤ改正では、国鉄発足30周年を記念して約300本の列車番号や運行体系が見直されました。
改正では特急や快速列車の時刻変更が行われ、利用者の利便性向上と運行効率化が図られました。
沿線地域では観光客の増加や通勤・通学の利便性向上への期待が高まりました。
1978年
紀勢本線
新宮駅
和歌山駅
ゴーサントオ
国鉄
1985年
関越自動車道が全線開通。
東京と新潟を結ぶ関越自動車道が全線開通し、交通網が大きく改善されました。
関越自動車道は東京・練馬ジャンクションから新潟・長岡インターチェンジまでを結ぶ高速道路です。
全線開通により首都圏と群馬・新潟方面の所要時間が大幅に短縮され、物流や観光振興に貢献しました。
総延長約360kmの長距離路線で、1960年代から段階的に建設が進められた日本有数の交通幹線です。
豪雪地帯を通過する区間では、積雪対策としてトンネルや高架橋の整備が実施されました。
現在もスキーリゾートへのアクセス路として重要な役割を果たしています。
1985年
関越自動車道